フラワーエッセンスの植物研究ノート

自然や植物とのつながり、フラワーエッセンスのことなど

イギリス・キューガーデンのラーチ

イギリスの植物をたくさん紹介したいけど

なかなかブログが更新できませんでした(;´Д`)

 

今回はラーチ(ヨーロッパカラマツ)

 

いやー、驚きました。

こんなんですよ。

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これ日本だったら伐採されそうだけど、

あちらでは植物園だからか、伐採されなかったら

このまま地面について生きています。

なにゆえにこんなことに!!

 

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針葉樹なので、葉っぱはマツの葉っぱのようです。

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ちょっとカメラの回し方がわかりにくいですが、

動画はコチラ⇓

キューガーデンのラーチ

 

こちらは神戸森林植物園にある日本のカラマツ。

針葉樹としては珍しく紅葉して、葉は冬の間はおとします。

私はこのカラマツのイメージでした。

ですから、イギリスで見た時は驚きました。

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一応、神戸森林植物園にもヨーロッパカラマツがあるのですが、

とても若い木です。これはちょうど花が咲いた頃。

葉っぱも新しく出てきて、すごくやわらかいのです。

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樹齢のある程度あるラーチの木を見て、

フラワーレメディーの意味を理解することができます。

 

自分のことを周囲の人と同じように価値のある人間と考えられなくて

自信がない状態がラーチのフラワーレメディーの調和が乱れたときです。

 

だらんと下向きにさがった枝をもち、最後に先端が上向きになっている

ということですが、確かにそうです。

これを見るまで、その状態がいまひとつわかりませんでした。

というかそれがわかるような写真があまりなかったように思います。

でも、まさかここまで下がっているとは!!

 

これは冬に雪が積もったときにすんなりと落としやすくして、

枝も折れにくくなるしくみのようです。

いわば生き抜く力があるわけです。

 

ラーチのレメディーの調和がとれているときは

決めつけや思い込みを手放して

自分への自信を取り戻し、

新たな自分になるとともに自己表現していくことができます。

 

美しくやわらかい新緑の葉っぱを触ったときも感激しましたが、

必ず再生し、美しさを取り戻します。

おそらく一番美しいのは新緑と花が咲く頃でしょうね。

 

夏の間は申し訳ないけど、見た目的には

どうしちゃったのかしら??という外見ですが、

これもラーチが生き抜くためのサイクルの一部なのでしょう。

 

ある意味、流れにまかせ、手放している状態のようにも見えます。

葉っぱも落とすし。

そして春の再生の時期に新たな自分となり、

成長を毎年刻んでいくのではないでしょうか。

 

 

バッチセンターのアスペン

引き続き、イギリス・バッチセンターにあるアスペンの木の動画をアップしました。

 

風にゆれるアスペンの葉っぱのざわめきが

とても気持ちよかったです。

 

日本だと縦にのびるポプラ(セイヨウハコヤナギ)を見ることが多く、

ヨーロッパヤマナラシはなかなか見られないのではないかと思います。

 

バックが作ったレメディーのアスペンは枝が横に広がるような

感じで大きく伸びる木ではなかったようです。


バッチセンターのアスペン

 


バッチセンターのアスペン

 

アスペンは漠然とした未知の不安や理由もない恐れに対して

使われるレメディーとなっています。

 

恐れを予知して、葉が震えるように。

木に耳をあてればよかったけど、

ジュリアン・バーナードさんの本※によると

木にもその震えが感じ取れるそうです。

 

※「植物のかたちとはたらき」

 

アスペンの木はマウント・バーノンにあるこのバッチセンター

のシンボルツリーのような存在にもなっています。

夏だったので、また春や秋は違う姿をみせてくれるでしょう。

 

 

 

キューガーデンのスイートチェスナット

やっとyoutubeにスイートチェスナットの動画2本をあげました!!

キューガーデンはヒースロー空港に近いので

飛行機の音がよく入るのが実は残念です。

 

そこにある樹木はほんとに古い植物園だけに

驚くほどの巨木だらけで、一日いられます。

スイートチェスナットの木もたくさんあります。

 


スイートチェスナット(キューガーデン)

 


スイートチェスナット(キューガーデン)

 

スイートチェスナットはエドワード・バックが最後に作ったフラワーレメディーの植物と言われています。

日本のクリの木とは違って非常に力強く、

下の方に水平にのびる枝で支える力など驚きます。

 

ジュリアン・バーナードさんの本によると

スイートチェスナットの枝は水平にのびる特徴があるようです。

 

私が訪れた6月下旬はちょうど花が咲きはじめでした。

香りをよく確認していなかったのがちょっと残念。

 

あまり時間はなかったのですが、

この太いほうの木の下で30分ほどでしょうか。

過ごすことができました。

雨が降り出したけれど、

まるで濡れませんでした。

枝がすっぽりと覆われているので

ほんとにこの木の中にいるような感覚です。

もっといたかったなあ。。

 

 

スイートチェスナットのフラワーレメディーは

耐えられないほどの、とても大きな苦悩を経験している人に。

心や体が我慢の限界にまで達し、今にもくじけて倒れそうになっている時に。

後に残されているのは、完全に敗北し、消えて滅びること以外何もないように見える時に。

 

というものです。

「12ヒーラーズとその他のレメディー」エドワード・バッチ

エドワード・バッチ著作集』より。

 

すごい状態です。

 

こうしてよく見ると水平にのびる枝は外の空間に広がる力があり、

力強い幹のシワは縦に伸びる力もあり、

めいいっぱい縦にも横にも引っ張られているようでもあります。

 

その力に耐えながら、白い花を咲かせます。

雄花である尾状花序の花と雄花の基部につく、雌花があるわけですが、

ちょっとちゃんと確認していませんでした。

エッセンスは両方の花と葉も枝も含めて作るそうです。

 

暗い闇の中でもがきながら、耐え続け、

夏至の頃、もっとも太陽の力が増すときに

光を蓄えた花によってそのスピリットが息を吹き返すような

感じかもしれません。

 

 

 

 

西洋ヒイラギ(ホリー)の好む場所

 

昨日、とあるスーパーの苗コーナーにて
クリスマスホーリーのポットがたくさんありました。

ほしいなと思いつつ、
過去に購入した後のことを思いやめました(^^;)


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日本の花のフラワーレメディー・リサーチプロジェクト

私がおこなっている日本の花でつくられたフラワーレメディーのリサーチプロジェクトがあります。

随時、リサーチ協力してくださる方を募集してます!!

詳細は専用のブログサイトをご覧くださいませ。

>>>>日本の花のフラワーレメディー・リサーチプロジェクト<<<<

 

個人セッションに関連するブログはコチラまで⇓

>>>自分の道を歩く女性のためのフラワーメディスン<<<

小豆島当浜地区のツバキ群生林

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ゆっくり小豆島の植物についての記事をまとめたいけど、時間がないので、当浜地区のツバキだけ更新します。

 

ずっと前から行きたかった小豆島の東側の当浜地区にあるツバキが1000本ほどある群生林まで行ってきました。小豆島はかなり樹木が昔のまま残されている場所があり、ツバキの木は山へ入っても切ってはならないというのをこのあたりの地区は守られていたそうです。それも非常に興味のあるところでした。

ツバキへの信仰心のようなものがあるのでしょうか。

もともと香川県照葉樹林帯ではありますが、高松方面ではかなり切られていると思います。

琴平山こんぴらさんがあるために、原生林が残されていますが。

 

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閉経期とキロン

占星術での暦の一年が始まりました。

 

春分図を見ていて、自分のネイタルにはとくに活動宮もないので、それほど影響は受けないかなーと思っていたのですが、ひとつ気になったのがキロンのトランジットが魚座にあり、私のMC、ネイタル土星にやってきていること。

実はネイタルのキロンも同じ星座にあります。

 

キロンのトランジットについて書かれてある本があまりないので、資料不足ですが、パトリシア・デービスの

アロマテラピー占星術」に書かれていたので参考にしてみました。

 

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