のつづき。
マクラウド滝の近くではミルクウィード、マウンテンペニーロイヤル、スターチューリップの仲間がみることが出来ました。
ラークスパー、おだまき、黄すみれ、ハウンズタングもありました。
ミルクウィードは思ったよりしっかりしていて葉がとても大きいです。
マウンテンペニーロイヤルはその場所ではいたるところに生えていました。
すっきりした香りがします。滝のところに生えているので浄化力満点かもしれません。 つぼみがとてもおもしろいです。少し赤っぽく、花も白い中にピンクがかっています。
スターチューリップはエレガントキャッツイヤー(Calochortus elegans)という名前でとても小さいです。
直径5cmくらいでしょうか。ぽつんと単独で生えています。内側にはふさふさの猫の耳状態の毛が生えています。
このむらさき科のえんじ色の花はBugundy Hounds-Tongue(Cynoglossum officinale)
けっこう背は高いかも。90cmくらいかな。花の色があんまりない色なんで少し惹かれます。単独で咲いてます。
あと勢いよく流れているマクラウド川の中にすっくと立っているたくましい植物がありました。1mくらいの高さかしら。花はピンクで複数ついてます。
調べてみるとユキノシタ科のインディアンルバーブまたはアンブレラプラントという花。 アンブレラプラントってあじさい??まあ、ユキノシタ科だから多少親戚かもしれません。 しかし見た目の印象はけっこう強烈です。
学名はDarmera peltata 私の写真はかなりわかりにくいですが。
その上流のマクラウド滝
あと白いあやめ科の花もたくさんいました。イエローリーフアイリス(Iris chrysophylla)というのが近い感じです。奥に黄すみれちゃんがおりますが。
ばら科っぽいこの白い花はChokecherry(Prunus virginiana)っぽいです。
インディアンペイントブラッシュはこれから夏にかけてたくさん咲くことでしょう。
ペイントブラッシュは種類がたくさんあるので花の形や葉の形、大きさから判断することが必要です。全体的にべたべたしているのが特徴です。とても赤いので車でスピードがんがん出して走っていても目につきます。 こちらのインディアンペイントブラッシュは葉の形などからMartin’s Paintbrushが近そうです。5月から9月が花期です。
もう少し違う場所でのインディアンペイントブラッシュ。少し種類が微妙に違う感じですが、葉の形はよく似ています。夏に山のもっと高いところで見られるペイントブラッシュはまたもう少し大きいものです。
そしてごろごろした場所などではペンステモンの種類をみることが出来ます。
とてもたくましくりっぱです。ごまのはぐさ科ですが、袋状の花を複数つけて、色は赤紫から青紫まであります。
さてマクラウドやシティ周辺では 時期的にセントジョンズワートの花がたくさん見られ、ルピナスも一面みられる場所があります。またカリフォルニアポピー、ブリーディングハート、スコッチブルーム、ヤロウ、レッドクローバー、バターカップもみられます。宿泊したお庭ではユウスゲにそっくりな花もありました。
ナガミヒナゲシによく似たファイアーポピーもお庭に植えられていました。
色がとてもきれいですね。
スコッチブルーム
カリフォルニアポピーはやはり民家のあたりに多いです。この時期は夜の8時ごろまでかなり明るいのですが、この花の開く時間は太陽の出ている時間とは別に時間が決まっているようです。朝日が出てるときにはまだ開いていなくてしばらくしたら開き、5時か6時前にはもう閉じます。しかし太陽はこの時間まださんさんと出ています。
ブリーディングハートはお庭などに植えられていたのですが、とてもしっかりした花で、意外に高さがあります。
ヤロウ
ユウスゲによく似た百合。香りもとても甘い。
ルピナスはかなり種類がたくさんあるのですが、このルピナスはいくつか似た感じのものがあったけどもっとくわしく花の形など見比べないと、ちょっと判断がつきかねるかな。 名前がわからない植物を見るときは写真で後でわかる部分もあるけど、図鑑で調べてみるとすごくよく似たものが並んでいるので、大きさと葉と花の形を正確にメモっておくことも大事ですね。
他にはFESのリサーチにもなっているpussy paws。スベリヒユ科らしいです。
※現在レンジオブライトに入ってます。
大地にはりつくように咲いてます。
黄色いキク科の大きな花も宿泊している周辺の線路あたりにたくさんみられました。
これはYellow salsify
マクラウドで観察した場所からシャスタを眺める。
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