以前に立ち方の観察について記事を書いたのだけど
写真がこちらのブログに引っ越ししたときに反映されていません。
先日、小石川植物園でバーベインを見てきたので
写真を撮ればよかったのですが、
説明していたので、撮りませんでした( ;´Д`)
以前たぶん9月くらいに写真を撮ったバーベイン
比較のために夏のバーベインの写真もあまりなく・・。
夏のはじめの小石川植物園の様子。
写真をみるとほとんど立っている状態であることがわかります。
7月に観察したときもそうでした。
ところが9月に行ったときは
以前も同じことを思ったのですが、
たいして花が重いわけでもなんでもないのに
茎がへなっとなっていて、横になり、こんがらがったように見えるのです。
これと同じ現象がヨモギにも見られます。
花が咲くころのヨモギです。
春から夏にかけて真っ直ぐ上に伸びていたヨモギではなく、
たいして重みがないのに茎がたたないのです。
枯れても茎が真っ直ぐ立つ植物もありますが、
このようにまだ枯れる前から横になる植物はどんなことがおこっているのでしょうか。
バーベインの場合、夏のはじめに見ただけの人と
秋に見ただけの人では少し印象が変わります。
これがまた冬になるとどうなっているのか
次回のときに観察したいと思います。
ジュリアン・バーナードさんの「植物のかたちとはたらき」によると
『ヴァーベインの場合、茎はチコリーより長く残ります。乾燥して折れにくく、他の植物が倒れて土に還った後も、真っ直ぐに立っています。』
と書かれています。
もしかしたら日本とイギリスでは違うのかもしれません。
日本では湿度が高いですしね。
茎は意志であり、中心でもあります。
バーベインのタイプの人が自分の意志をずっと保ち続けます。
風の要素が強いので、暑さと湿度により、
意志が保ちにくくなっているのかもしれません。
横倒しのようになった状態は
消耗して、疲れ切ったバーベインの調和が乱れた状態にも
見えます。
そのように四季を通じて植物を観察することで
どんな変化があるのか知ることは
一面のみで理解するよりも深く理解できます。
東京での観察会は次回は12月予定です。
只今受付中のイベント・メニューです。
HPはコチラ・フラワーエッセンスの個人セッション、個人レッスンなど
おこなっています。