フラワーエッセンスの植物研究ノート

自然や植物とのつながり、フラワーエッセンスのことなど

マスタード・無意識の闇に光をもたらす

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この時期、いろんなところでセイヨウカラシナが見かけます。

セイヨウカラシナとセイヨウアブラナはちなみに違います。

 

なんか花がまとまってなくて、ヒョロってなっているのがセイヨウカラシナですね。

 

しかし、これはBachレメディーのマスタードとも違います。

学名がそもそも違うのでマスタードはシロガラシ属

ノハラガラシまたはオニイヌガラシになるようなので、

北海道とか寒い地域のほうがあるかもしれません。

 

ソットウェル村のテムズ川沿いで見かけたカラシナ

シロガラシ属のものかどうか不明。

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 けっこうイギリスでもっとカラシナっぽいのがあちこちで見かけたのですが、

通り過ぎてしまって写真に撮ってなかったのですよね。

エドワード・バック医師はジュリアン・バーナードさんの「植物のかたちとはたらき」によるとこのマスタードについては種を特定するための鑑定をキューガーデンに依頼していますね。

よく似たものがあるからかもしれません。

 

調べてみるとセイヨウアブラナとセイヨウカラシナの交雑されたものもあるようで

タンポポのように混ざっている感じです。

 

ただ、時期としてアブラナのほうは3月、カラシナのほうは4月から5月が多いかな。

 

日本ではセイヨウカラシナは河川敷などに繁殖していることが多いです。

しかし、川の周辺とか山里にも多く見られ、

エッセンスを作るのならこちらのほうが作りやすいかもしれません。

 

アブラナ科の植物は野菜に多く、キャベツやブロッコリー、菜の花など最近では

フィトケミカルを含み、健康にもいいのでよく食べられていますね。

アブラナ科に含まれるアクというか独特の香り、(ゆでているときに香りがありますよね) は硫黄成分の香りで、もちろんカラシナにも含まれます。

 

硫黄は丹羽敏雄さんの「百合と薔薇」によると

硫黄の色は黄色く、光や熱との関わりを強く持っています。

ということです。(涼風書林)

 

アルケミーにおいても硫黄は変容のプロセスで重要な要素です。

 

フラワーエッセンスでのマスタード

理由のない落ち込みや憂鬱に使われますが

「フラワーエッセンスレパートリー」では

このような経験が起こる原因は潜在意識の記憶深くに横たわっており、現在の人生を超えたカルマ的状況に関係していることも多い。

または

マスタードはこの癒しへの反応をさらに促し、奥深くにある過去の未解決な部分を癒すのを助けてくれる。

と書かれています。(リチャード・キャッツ/パトリシア・カミンスキ BABジャパン)

 

つまり無意識の中に実は原因となる要因はあるかもしれないということです。

ですが、このエッセンスを取って、それがわかるとか思い出すということはあまりないかもしれませんが、自然と気持ちが落ち着いたり、バランスが取れたり

そこまで落ちこまなくなったりという感じになるから

それをわざわざ突き止める必要はないのです。

 

ウツで苦しむ人は多くいらっしゃると思いますが、

自分の中で光の部分に意識されていくこと

(何かまわりに対して、よい面をみつけることができるとか

落ち込むほうに引きずられないとか) が大事で

無理に原因を探す必要はないと思います。

 

マスタードはホルモンバランスや日照不足によっての冬や梅雨時によって

憂鬱になっている状態でも光をもたらします。

ただ、私個人の感覚だと確かに太陽の光が少ないとウツっぽくなるけれど

そうした自分のベクトルがマイナスに向いているときは

自分の中にある同質なもの (闇のようなもの) に触れやすいのではないかとも思われます。

だから、その要素があるとよけいにウツを引き起こすのではないかと。

 

エドワード・バックはマスタードを最後に作ったスイートチェスナットの

ひとつ前に作りました。

花の時期的にそうかもしれないけど、彼自身のカルマが動かされたのかもしれません。

 

自分が調子がいいとき、気分がいいときには

まったく自分の中の闇には気づいていないけど、

調子がよくないとき、気分がすぐれないときは

嫌な面ばかりが刺激されて、

実は自分が気づいていないことに気づくチャンスでもあります。

 

マスタードと取り組むときは

セルフケア的に取ってもいいけれど、

深いところで、自分のこころの動きに意識をおいてみることも

変容プロセスに入っていくことができるかもしれません。

 

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