ゲーテ・シュタイナー的植物観察術
「植物への新しいまなざし」マーガレット・コフーン著
フラワーエッセンスのための植物観察のテキストとして超おすすめ。
シュタイナー系のショップなどで購入可能。
FESはゲーテ・シュタイナー的植物観察術を用いてますが、インテンシブに参加すると普通に「メタモルフォーゼ」とかいう言葉が出てきていたりするのに、なかなかそのあたりの植物観察について日本で学べるフラワーエッセンスの教育機関はありません。
むしろ、シュタイナー系のワークショップに数多くあります。
先日フラワーエッセンス療法学会主催でおこなった植物観察会ではこのゲーテ・シュタイナー的植物観察術を取り入れてみました。
植物そのものを観察するという行為はその本質と出会うための重要なステップです。
そこには感情はいれずにただ自然をありのまま受け入れ、客観的に見ることが求められます。
植物だけでなく、人間を見るときにもそれは役立つのではないでしょうか。
どんなものも見ているようで自分の思い込みから見ていることがたくさんあります。
よく知っている花でも丁寧にあらゆる部分から見ていくと知らない側面が出てきます。
それは人でもきっと同じことでしょう。
花の中に特徴づけられる要素や性質を通して、自己の内面で花とつながる経験を一度するとその花のエッセンスを以前のような選択の仕方で選ぶことが出来なくなります。
花使いである花療法士は写真のみで定義のみで花を理解してはいけないと思います。
自然への畏敬の念や感謝、共にすごす時間が多いほど、花の恩恵を多大に受けることが出来るように思います。
また、花のもつ癒しの力も最大にしてくれます。
そんな花と深くつきあいたい人にはお勧めの書ですね。