フラワーエッセンスの植物研究ノート

自然や植物とのつながり、フラワーエッセンスのことなど

映画からみる子供のアーキタイプ2

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押井守監督の「スカイクロラ」は水瓶座時代の子供たちを反映しているような作品だと思います。 「キルドレ」と呼ばれるずっと子供のまま戦い続ける主人公たち。 彼らは毎日同じことを繰り返し、生死にかかわるような戦闘をおこなっているのにリアル感が感じられません。

 

それはゲームの世界ばかりにいてリアルな体験を失いつつある子供たちに似ているのかもしれません。 すでに生まれたときからテクノロジーに囲まれ、早くからパソコンや携帯を使いこなします。 キルドレたちは感情が乾いていて、映画もただ淡々と流れていきます。

 

押井監督の作品は実はあまり見てなくて、遠い過去に「うる星やつら・ビューテフル・ドリーマー」と「天使のたまご」を見ただけ。 でもなんとなくそれらも永遠に変わらない日常が表現されていたような。

 

水瓶座の支配星である天王星の象徴の中に航空機がありますが、この映画の中に出てくる空戦はまさにそうですね。 また、ユングが「元型論」の中で童子元型の特徴に「両性具有性」をあげていますが、キルドレたちは男性でも女性でもないようにみえます。

 

しかし、彼らは子供なのに子供のようにはふるまわず、新聞を読んだり、タバコを吸ったり、お酒を飲んだりしています。 子供なのに子供でないようにふるまっているのです。 あまりべたべたすることが好きではなく、むしろ触られることにも敏感で、感情的に距離を保ち、理性的な子供・・それが水瓶座時代的な要素を持つ子供ともいえます。

 

彼らに近い花はおそらく風の要素が強いものでしょう。 アーキタイプとしては永遠の子供ではありますが、インディゴチルドレンともいえるのかな。

実際、子供に対して使用することはほとんどありませんが、ニコシア、とりわけグリーンニコシアが近いように思います。 タバコは火を通して煙がでます。その煙は肺によって循環します。 ハートにバリアをはるように。 肺と煙は風の要素を含みます。

グリーンニコシアナはFESのレンジオブライトの中にあり、繊細なエネルギーがありそうです。 バランスが乱れるとテクノロジーなどの物質主義や軍事優先主義からハートのエネルギーが硬直するそうで、バランスがとれると地球の呼吸のパルスを整合させるというもの。 タバコは大人をあらわすものの一つかもしれませんが、大人のように振る舞い続け、そのまま大人となった人にもよいかもしれません。

 

 

 

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