フラワーエッセンスの植物研究ノート

自然や植物とのつながり、フラワーエッセンスのことなど

Bachエッセンスと関係性

バック(バッチ)のエッセンスをエネルギーの視点、特に関係性というところから見てみると案外面白い発見があります。

 

少し前までウォルナットのフラワーエッセンスを服用してました。

 

ウォルナットはよく移行期に新しい環境などになじむとか古い影響を受けないようにするといったことで、環境が変わったときや移行期、新しい習慣になじむためになどで使われたりするエッセンスです。

 

クルミの新芽が出る頃、独特の香りを出して、寄せ付けないようにして守るそうです。

また、クルミの実そのものは人間の脳にも似ていて、固い殻に守られています。

 

そんなところから保護として働く性質をみてとれます。

 

また、以前シュタイナーの本でも読みましたが、クルミの木はよく墓地に植えられていて、墓地からの影響を受けないように人の住んでいる地域の水を守っているというようなことを書いてあったように思います。

(あいまいですみません)

 

 

 

このエッセンスは影響を受けやすい人が保護として使えるようにも思います。

 

アメリカのバックエッセンスの研究をされていたジェシカ・ベアは12ヒーラーを3つのグループにわけました。

 

ENABLERS

ミムルス

ジェンティアン

セラトー

セントーリー

 

MEDIATORS

クレマチス

アグリモニー

スクレランサス

ウォーターヴァイオレット

 

DOMINATORS

インペイシェンス

ヴァーベイン

ロックローズ

チコリー

 

 

 

バックエッセンスをエネルギーとしてみてみると、強くオーラが大きくまわりへの影響が強かったり、干渉したりするものと弱く、敏感でまわりとの境界が薄く影響を受けやすいもの、そのどちらでもないものとしてわけられるということになるようです。

 

ENABLERSは意志が弱いタイプ、DOMINATORSは意志が強いタイプ、MEDIATORSは中立というかどちらでもないタイプらしいです。

 

 

それらは植物の状態をみても、まわりの植物が押されるほどにはびこり、繁殖旺盛な植物はあきらかに干渉系ですね。セントーリはまわりの植物の間に挟まるように生育して、邪魔しないようにしています。

小さな野草などはセントーリのようなものが多いですね。日本の植物ってけっこうそういう小さい野草が多いように思われます。

 

同じ影響を受けやすいとしても、セントーリーそのものは内面の力を育て、意志を強くすることでまわりに対して、自分の意志を出すことができるように助けてくれます。

 

ウォルナットは私の感覚では外からの影響がストレートに入ってくるのではなく、緩衝材になっているかのように自分への影響の受け方が違うように感じます。内側から強くなるのではなく、受けにくくなるという感じです。

 

そんな意味ではけっこう頻繁に使えるもののひとつではないかなと思います。

 

エドワード・バック医師が医師という仕事を捨て、まわりからすると理解できないようなフラワーエッセンスという植物療法に打ち込むには周りの言葉はグサグサ刺さるものだったのではないかと思います。そんなときにウォルナットにたどり着いたのではないでしょうか。

 

自分が本当にやりたいことをやるためには周りからの言葉に影響されることなく、自分を保っていなければなりません。特にまだそれが固まっていないときにそれをやろうとしているときにはほんとに揺れることだと思います。

ウォルナットはバックの38種類の中でももっとも保護の働きがあるようです。

 

ほかにもたとえばビーチは枝を大きく広げて、天蓋のようになり、ビーチの木の下には日光が届きにくくなるため、植物が生えにくくなるなど書かれていますが、テリトリーと少し関係があります。

用心深い猫とかに使うこともあります。自分の領域に何者かが入ってくることに寛容でいられなくなったりする傾向の人に使ったりもします。これはウォルナットと少し逆のような感じになりますが、まわりに対して受容し、批判的な見方ではなく、不完全なままでもそこに新しい見方ができるように助けてくれます。

 

 

レッドチェスナットは他者について心配してしまう傾向が強い人のエッセンスですが、言葉のみからすると干渉しているかのように見えますが、干渉しているわけではないと思います。個人の中での恐れがあり、その対象が愛する人に何かあったら・・という心配が強く出るというものです。エネルギーだけとると確かに他者に対して向けられてはいます。

 

 

バインはバックエッセンスの中でも一番他者に対して影響が強く、支配的な印象を受けます。

チコリーのように自分のほうに関心を持ってもらいたいから干渉してくるのとは違い、もともとワンマンでたくましいタイプではないかと思います。リーダーシップをとりたいというほうが近いでしょうか。

 

 

インペイシェンスも非常に繁殖力が旺盛で、イギリスでは外から持ち込まれた植物であるのに、繁殖しすぎて有害植物となっていたりします。インペイシェンスを支配的ととる人もいますが、この植物のエネルギーは待っていることができないという衝動があります。バインはぶどうの木なので、成長は実はそんなに早くはありません。しかしかなり長生きします。インペイシェンスはあっという間に成長し、サイクルは1年で終わります。そんな意味でインペイシェンスはエネルギーは強いのですが、持続性が長いわけではありません。

でも、待つという時間の感覚を養うことに役立つエッセンスです。

 

 

中立タイプはウォーターヴァイオレットのように誰からも干渉されたくなく、一人になりたいので、静かな沼地にひっそりと育ちます。こちらからも干渉することもありません。他者と離れています。

カタクリとかも群生はするけど、隠遁者のような感じですよね。

 

 

 

そのように固有の植物のエネルギー(まわりとの関係や成長過程などから)を見ていくと、他者との関わり方に対して選ばれることができるかもしれません。

 

 

自分自身に対してみてみるとしたら、

まず影響を受けやすいか受けにくいか、強いか弱いか、頑固か柔軟性があるか

他者との関係で自分をあまり出さないか主張するか自分の意見や意志がわからなくなるのか、

言わないけど、肉体症状に出やすいかなど

 

考えた上で自分のパターンにあった植物を探してみてはどうでしょうか。

 

日本の植物でそれに近いものがあるでしょうか。

 

ウォルナットのように時期的に今だったらこういう植物というのもあると思います。

 

そのどちらも考えてみると面白いかなと思います。