ホワイトチェスナットとトチノキ、ベニバナトチノキ
新宿御苑にホワイトチェスナットとトチノキとベニバナトチノキが並んでいるということで見に行きました。
が、しかし、若干奥まっているのと枝がとても高いところにあるので
葉っぱとか花を近くで見るには難しい感じなのが残念です。
こちらホワイトチェスナット。高いところにもう白い花が咲いてます。
これはその隣にあるトチノキ。
その隣にあるベニバナトチノキ
レッドチェスナット。
こちらも奥まったところにあり、花もちょい見にくいです。
動画を撮ったので違いをみてみてください。
セイヨウトチノキとトチノキでは枝の広がり具合とか葉っぱの密集度が
だいぶ違うように感じます。
樹冠がわかりやすいよう、東御苑のトチノキの写真を。
昨年のちょうど同じ日くらいに見たものをアップします。
そのときはまだ葉っぱが広がりはじめたときで、今年よりも遅いことがわかります。
ここのトチノキはとても観察しやすいです。
外国で見たホワイトチェスナット
パリ・リュクサンブール公園のマロニエ・ホワイトチェスナット
南フランスルルドのホワイトチェスナット
イギリス・バック医師のお墓の近くにあったホワイトチェスナット
同じ木とは思えないくらい印象が違いますが。
日本のトチノキはどの木も近くに他の樹木がなければ
けっこう空間を広げているような樹冠になっているように思われます。
都内でみたトチノキでは北の丸公園にかなりの巨木があるのを見たことがあります。
日本のほうが気候が温暖なので、成長は早いかもしれないです。
それで大きくなるのかな。
あれだけ樹冠を広げるということは
大地にも同じくらい根が広がっているともいえますね。
しかし、日本の山深くにあるトチノキはまた違うと思います。
ボケていますけど、トチノキの名前の由来が書いてました。
土地ぐるみで守ったということからきているとか。
山に囲まれた村などではトチノキは貴重な食料になりますしね。
木の全体の印象から、日本のトチノキのほうが
より風との関わりがあるようにも思ったりします。