フラワーエッセンスの植物研究ノート

自然や植物とのつながり、フラワーエッセンスのことなど

「インターステラー」と「コンタクト」とハウンズタング

 

インターステラー(字幕版)

 

※この記事は2015年1月に書いたものです。

 

年末に見に行った映画「インターステラー」を見たら、
昔見た「コンタクト」という映画が見たくなり、
お正月に久しぶりに見ました。

 

コンタクト 特別版 [DVD]



この映画は1997年の作品なんですね。
電話がダイヤル式だし、パソコンモニターがでかい(笑)
しかし、「インターステラー」を見た後にみると
またすごく面白かったです。

「コンタクト」の内容をかいつまんで書くと
ジョディ・フォスター演じる主人公エリーは子供の頃から
父親といっしょに無線で遠くの存在と話すことをやっていて、
その父親が亡くなり、大人になって研究者となります。
電波通信によって地球外生命とコンタクトをとろうとして
長年研究してきたエリーはどこでも批判的な扱いを受けますが、
彼女は実は見えない存在や実証できないものを信じない女性だったのです。

その彼女が牧師であり、作家である男性パーマーと知り合い、
愛し合うのですが、

ひとりは神を信じ、エリーは神を信じないという
皮肉なカップル。


ある日エリーはヴェガのあたりからある交信をキャッチし、
宇宙へ行くことを志願します。
いろいろあって、なんとか行くことになりますが、
彼女はすぐにワームホールを抜けて宇宙へ行く経験をしたのにも
かかわらず、実際は実験は失敗に終わっていたことを告げられます。
しかし、彼女は証拠がないのにもかかわらず、
それをどうしても否定することが出来ず、その経験によって
大きく変わったのでした。


映画として非常によくできた作品です。
どういう経験をしたかは映画を見てください。

このパーマー役のマシュー・マコノヒーがなんと17年後に
インターステラー」で主人公を演じるわけです。
「コンタクト」に関わった物理学者のキップ・ソーンの案によって
インターステラー」は制作されたそうですが、
最初はスピルバーグが監督予定だったのですね。
(ウィキペディア参考)

なので、少し共通するものがこの二つの映画にはあります。

「父親」
「宇宙の存在」
「時間感覚」

エリーは
「私たちは宇宙の一部です。宇宙と一体になれば孤独でなくなります」
というようなセリフを言います。
つながることは時間を超えることでもあるなあと思います。

この二つの映画をみて思うのは
宇宙というとてつもなく大きなものに想いを向けると
視点が大きく変われるということです。
しかも、それがワームホールをとおしていくつもの銀河につながっている
としたら、ほんとに小さな地球で暮らす私たちは
とても小さな存在です。

FESのフラワーエッセンスにハウンズタングという花があります。
ムラサキ科の植物で少し忘れな草に似た花です。
「コンタクト」という映画は特に全体をとおして
この花を象徴として思わせてくれます。

世界を科学的すぎる視点で見る傾向があるときに
思考をもっと全体的な視野で高い意識からみることを助けます。

「フラワーエッセンスレパートリー」BABジャパンより

思考活動を刺激し活性を与え、生への驚きと畏敬を回復させ、
同時に魂が物質世界の精神的次元について明晰で
具体的に思考するのを助けてくれる。

 



すべての人が宇宙まで行くことが出来ませんが、
花の中に宇宙意識を目覚めさせるものが
あるというのも不思議なものです。

これもエッセンスの作り手がそのような意識を持っていないと
ハウンズタングの定義とならなかったかもしれません。

ハウンズタングは地味であまり選ばれにくいエッセンスかもしれませんが、
小さな自分の世界の中でとても生きにくく感じていたり、
感情的な問題で抜けられない感じのときにも
使えるのではないかと思います。
思考をリニューアルするように。
宇宙から地球をみるように。



写真は同じムラサキ科のボラージュ。
花の形も星のような形をしています。
ハウンズタングはボラージュと組み合わせることもできます。
重く感じて行き詰った感覚から解放してくれます。



逆な感じでFESにはシューティングスターという花もあります。
これはまさに流れ星なので、
地球にたどり着いた魂のためのエッセンスです。
このタイプの人は逆に地球になじめず宇宙に帰りたがります。
しかし、この地球で生まれたことには意味があり、
それを知ることで地球に根付くことを意識します。

日本の花にも宇宙に関連するようなものがあるでしょうか。


この二つの映画を見るとハウンズタングのように視点が
大きくなるので、映画セラピーにもなるかもしれません(笑)