フラワーエッセンスの植物研究ノート

自然や植物とのつながり、フラワーエッセンスのことなど

月とフラワーエッセンス

月について書いてみたいと思います。

 

月は個人のチャートの中では

 

 

感情、無意識、感覚、習慣、子供、内なる子供、体調、体質、過去、記憶、直感、母性、感受性、傷つきやすさ

反応、女性性、母親、快・不快、本能

 

といったものをあらわします。

 

年齢域は0歳から7歳。

この時期に身につけた習慣や感覚やパターン、身内に対してや家にいるときの態度も関係しています。

太陽よりも月の性格のほうが表に出ている人もいるでしよう。

 

たいていは社会に対して表にしている自分は太陽で、家でくつろいでいるときの自分は月といった感じに使い分けているかとは思います。

太陽と月がほぼ同じ位置や同じ星座の場合、公私があまりないような人だったりします。

 

子供のときの変わらないパターンや性格というところで月が反映するため、エドワード・バックは12ヒーラーを占星術の月星座にあてはめようとしていました。正確にはどの星座にどのエッセンスの花という記録はないようですが。

 

しかし、月の星座やアスペクトはフラワーエッセンスを選ぶときにかなり重要な要素ではあります。

無意識にあらわれる行動やパターン、感情の傾向だからです。

 

★月と4元素

簡単に月の星座を4つの元素で考えてみましょう。

 

出生の月の星座が

 

火・・・活動的・家にじっとしていない・感情的になりやすいがあっさりしている。

 

風・・・クール・神経質なところがある・人との関係に距離感が必要・よくしゃべる。感情が自分でわかりづらいことがある。

 

水・・・まわりの環境や人と融合しやすい・影響を受けやすい。感情的な共有を求める。感情的にもなりやすい。

 

土・・・のんびりしている・保守的なところがある・変化が苦手。体感的な反応が先にくることがある。

 

 

かなりおおざっぱですが、自分の月の性質を考えるときに自分が7歳以下の子供のときにどんな性格だったのかを考えてみるとそれがあらわれていると思います。

 

しかし、大人になってから子供のときの自分を客観視できないのでわかりにくかったりします。

 

年齢域というのは環境も関係するのでしょうか。自分の場合の例ですが、

私は7歳までは実はわりと高松でも都市部に住んでいました。8歳以降のちょうど水星の年齢域から田舎へ引越しし、環境も学校の同級生たちの態度もかなり変化しました。

私の月は風で水星は土です。月・風の時期は都会的な環境で、水星・土の時期は田舎でのんびりした人たちに囲まれて・・というのは面白くもあります。環境が性格を作るように。

 

月が風だったので、自分ではわかりませんが、それなりにしゃべるので忙しい子供だったかもしれません(笑)

 

 

★月と植物

 

月に関連した植物は薬草では少ないようです。

 

性質としては

・冷たく湿っている

・夜や月との関連のある植物(出産や女性のケアに用いられるものも多い)

・陰の働きがあるもの

・反射するような部分やシルバー・白といった色

・変化しやすいもの

 

 

バック(バッチ)のエッセンスでは

 

スターオブベツレヘム

ハニーサックル

 

とかあげられるかもしれません。

スイカズラは金銀花という別名もありますね。

 

月には過去や記憶という要素もあります。そのあたりからもこの二つは関連しているようです。

 

 

他には

 

日本の花では

 

ススキ

ユウスゲ

マツヨイグサ

 

夜に咲く月下美人カラスウリも関連しそうです。

 

 

FESでは

 

イブニングプリムローズ

マグワート

ゴールデンイヤードロップ

マリポサリリー

デューンプリムローズ

 

あたりが考えられます。

 

マグワートは学名からも月の女神アルテミスとの関連もあり、葉っぱや全草の姿が変化するところから、月の変わりやすい姿とも関係はありそうです。

 

 

月に関する花のエッセンスを使うのはどういうときかというと

 

・過去や子供のときの感情や傷をケアするとき

・直観力を高める

・感情を流す

 

 

 

というときになりそうです。

 

 

★月のアスペクトや星座からバランスさせる

 

 

月にアスペクトがたくさんあったり、蟹座、牡牛座にある人は影響が強くでます。

 

月と対になる太陽と比べてみましょう。

 

月のほうが強い感じがするようなら、バランスさせるエッセンスを選ぶことができます。

 

 

【月星座から考える】

 

自分の月がどの星座にあるのかみてみましょう。

そこから上記に書いた火・風・水・土の要素でエッセンスを考えてもいいし、星座ごとの性質から考えられる花を選択することができます。

 

いまのところ何座はこのエッセンスという選び方はできません。自分にとってこの星座はこの花かなと思うものを選択してみてください。

 

水の性質をもっているのなら、影響をうけやすいということでピンクヤロウやヤロウ、セントーリを選ぶことができます。

 

星座の支配星から考えることもできます。

 

牡羊座にあるのなら、支配星は火星なので、火星の要素のあるフラワーエッセンスから考えたり、その要素が強すぎる感じがするのなら、動きすぎているからゆっくり落ち着くような土星木星のような要素のある花を選ぶことができます。

 

 

アスペクトから考える】

 

実際アスペクトがあれば、どの惑星の影響を受けているのかみることができます。

土星天王星海王星冥王星のハードアスペクトがあるといろんな点で感情や傷つきやすさに影響をうけていると思われます。

 

調和させるために月とアスペクトされている惑星のそれぞれのエッセンスを組み合わせてもいいでしょう。

 

 

 

 

月は傷つきやすさや反応というキーワードがありますが、

 

人と話したり、メールしたり、何かを見たり、聞いたりしているときに自分がグサっと思うような反応を示すとき、自分の中の月が反応しているといえます。内なる子供ともいえますが。

 

これはとても手がかりになります。

 

自分が何に対して反応しているのか

 

 

あと母親も示すので、母親との関係性からこんなところで反応するということもあります。

また、母親としての自分も月はあわらすので、母親としてこう振舞っているというパターンもみることができます。それはいわば自分の母親からもそう振舞われたということでもあるのです。

 

マリポサリリーを服用するとよく昔のことを思い出したり、嫌だった思い出が出てくるということがあります。月に関連するエッセンスを服用することで過去と向き合い、無意識だったところに光をあてて、統合していくということができます。

 

それをおこなうのはとてもデリケートな作業なので、ヤロウ系のエッセンスを服用しながらとか心理療法と併用しながらなどサポートを受けながらがお勧めです。

 

自分自身もある程度余裕があって、自我が安定しているときにおこなうとよいと思います。

 

 

月星座に対して自分にあった花がもし見つかれば、わりとタイプレメディー的な働き方をすると思います。

気分や体調も関係するので、ちょっと調子が悪いときに服用して元気になるということもありそうです。

ぜひ、手がかりにして探してみてください。