すごく素敵な本にまた会いました。
食べられる花の本っていろいろあるでしょうが、
この本はこれも食べていいんだーとかこんな調理法でもいいんだーと
けっこう目からうろこでした。
まず春は
菜の花、桜、たんぽぽ、れんげそう、スミレ、藤、野ばら、すいかずら、どくだみ
夏は
野いちご、浜えんどう、しろつめくさ、夏ぐみ、ヤブカンゾウ、昼顔
つゆくさ
秋・冬は葛、つるな、よめな、銀杏、むかご、菊、つばき
桜の花びらジャムや桜のアイスクリーム、すみれのおひたしもおいしそうだし
天ぷらはどくだみや野ばら、すいかずら、藤の花がそのまま葉っぱのついた
枝のまま揚げられててこのまま食べられるんだーと驚き。
野ばらの花びらの甘酢漬けは朝露を含んだ花を洗わずに使うところは
そのままフラワーエッセンスじゃんって感じ。
れんげそうや赤つめくさをシロップにして寒天で固めると
すばらしいルビー色になるって知ってました?
昼顔の花の甘酢漬けも美しい桃色。葛の花の甘酢漬けは鮮やかな紫色。
つゆくさは花も食べられるけど葉っぱをジュースやお団子にして食べる方法も
あるそう。
つばきの花を乾燥させてお茶にするとこれまたきれいな紅色になるんですね。
それぞれの植物の採取方法や効能、データもともに収録されているので
便利です。
いろんな花のお料理パーティーとかしたいですね。