フラワーエッセンスの植物研究ノート

自然や植物とのつながり、フラワーエッセンスのことなど

セージのフラワーエッセンス(経験から作られた智慧)

イギリスのことわざに「長生きしたいものは5月にセージを食べよ」というのがあるそうです。

 

ちょうどいま、うちにあるコモンセージの花が咲いてます。

 

一番最初にハーブを種から育てたときにもセージを育てていました。

それも何年もあったけど、あまりに植えっぱなしにしてたから枯れてしまいましたが。

セージは消化をよくするからお肉料理によく使われます。

 

私もハンバーグによく混ぜてました。

 

ホワイトセージはすでに育ててたけど、昨年セージに再び関心が高まり、コモンセージとクラリセージの苗を購入し、セージのお茶もときどき飲むようになりました。

 

フラワーエッセンスもFESにセージがあります。

よく似た名前のものでセージブラッシュというのもありますが、こちらはヨモギ系の植物なので、シソ科のセージとは異なります。フラワーエッセンスもセージブラッシュは使いたがる人が多いものの、調べたところ、セージのフラワーエッセンスの体験談はなさそうです(笑)

 

それほど地味ーな印象なのでしょう。

 

レパートリーをみてみると、セージのフラワーエッセンスは人生の半ばぐらいの人が服用するような印象があります。半ばといっても老齢期とか思う人もいるかもしれません。

しかし、どちらかというと40代以降ぐらいの人にふさわしい花のように思います。

 

私にとってはまさに 今でしょ!(笑)

 

薬草としてのセージは実は更年期に役立つものとして紹介されています。

エリザベス・ブルークさんの「ハーブ占星術」ではセージは木星のハーブになっています。

 

セージにはエストロゲンに似た物質が含まれているのでホルモン分泌を調整します。

ホットフラッシュや気温の変化による過敏症、大量出血などに特に効果があるとも書かれています。

 

ハーブティーを飲むとすっきりした清涼感と浄化されるような感じがして、喉の痛みも緩和します。

エリザベスさんの本にも喉のチャクラに作用し、言語表現、自己表現がブロックされている場合にもよいいう風に書かれていました。また通過儀礼にも使われるとか。

 

 

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写真わかりづらいかもしれませんが、セージの花の咲き方は葉とともに成長します。

これの前の状態の写真があればいいけれど、新しい葉が作られてるのかなというような塊が最初できるのです。花の外側にある葉は花が開いてくると枯れていきます。

これはとても面白い部分だと思います。

 

ヒーリングハーブ社のジュリアン・バーナードによると葉は風の要素、知性をあらわすので、葉のつき方がその植物の知性の状態と関連するそうです。

セージは花と葉がかなり密接です。知性に守られ花のために使われます。

 

セージは種類も豊富ですが、セージの特徴はその葉の美しさと花の色の発色のよさがあります。

シソ科はだいたいはそうなのですが、セージは紫色のバリエーションが豊富です。

紫という色、葉が主体となり、花に導く過程、儀式などで使われてきた歴史など経験をとおした智慧、英知を感じさせてくれます。

 

 

セージのフラワーエッセンスは昨年の秋から冬にかけて服用していました。

面白かったのはけっこう自分に合ってるかもというのと、いろんなインスピレーションが浮かびやすかったり、思考を使う仕事がはかどったこと。

 

何か自分が形にしたいと思うけど、具体的にならない、まとまらないというときによいかもしれません。

 

レパートリーでは「人生経験から智慧を導きだすことができる。自己の人生の過程を高い視点から見ることができる」と書かれています。

まさに人生のある段階で自分を見つめなおすときによいでしょう。

 

更年期の項目にはこんなことも書かれています。

「老賢女のアーキタイプ。自己の新しい段階に移行するのに。人生経験に価値を認め、祝福する能力」

 

 

また服用したいなと思っているエッセンスです。

 

これまで自分自身のためにいろいろやってきたことを、社会や他者に対して使っていくための統合期間

って必要かなーと思っています。

自分のことはまだまだではあるけれど、それまで経験してきたことをいったん自分で認め、統合していくのは大切だと思います。それがなく流されて(特に人生の後半はどんどん時間が早く感じる)過ごしていると、無意味なものに感じてウツになってしまうのかもしれません。

 

とても地味で私もそれまであまり関心を持っていなかったフラワーエッセンスですが、心強い花じゃないかと思います。

Bachエッセンスと関係性

バック(バッチ)のエッセンスをエネルギーの視点、特に関係性というところから見てみると案外面白い発見があります。

 

少し前までウォルナットのフラワーエッセンスを服用してました。

 

ウォルナットはよく移行期に新しい環境などになじむとか古い影響を受けないようにするといったことで、環境が変わったときや移行期、新しい習慣になじむためになどで使われたりするエッセンスです。

 

クルミの新芽が出る頃、独特の香りを出して、寄せ付けないようにして守るそうです。

また、クルミの実そのものは人間の脳にも似ていて、固い殻に守られています。

 

そんなところから保護として働く性質をみてとれます。

 

また、以前シュタイナーの本でも読みましたが、クルミの木はよく墓地に植えられていて、墓地からの影響を受けないように人の住んでいる地域の水を守っているというようなことを書いてあったように思います。

(あいまいですみません)

 

 

 

このエッセンスは影響を受けやすい人が保護として使えるようにも思います。

 

アメリカのバックエッセンスの研究をされていたジェシカ・ベアは12ヒーラーを3つのグループにわけました。

 

ENABLERS

ミムルス

ジェンティアン

セラトー

セントーリー

 

MEDIATORS

クレマチス

アグリモニー

スクレランサス

ウォーターヴァイオレット

 

DOMINATORS

インペイシェンス

ヴァーベイン

ロックローズ

チコリー

 

 

 

バックエッセンスをエネルギーとしてみてみると、強くオーラが大きくまわりへの影響が強かったり、干渉したりするものと弱く、敏感でまわりとの境界が薄く影響を受けやすいもの、そのどちらでもないものとしてわけられるということになるようです。

 

ENABLERSは意志が弱いタイプ、DOMINATORSは意志が強いタイプ、MEDIATORSは中立というかどちらでもないタイプらしいです。

 

 

それらは植物の状態をみても、まわりの植物が押されるほどにはびこり、繁殖旺盛な植物はあきらかに干渉系ですね。セントーリはまわりの植物の間に挟まるように生育して、邪魔しないようにしています。

小さな野草などはセントーリのようなものが多いですね。日本の植物ってけっこうそういう小さい野草が多いように思われます。

 

同じ影響を受けやすいとしても、セントーリーそのものは内面の力を育て、意志を強くすることでまわりに対して、自分の意志を出すことができるように助けてくれます。

 

ウォルナットは私の感覚では外からの影響がストレートに入ってくるのではなく、緩衝材になっているかのように自分への影響の受け方が違うように感じます。内側から強くなるのではなく、受けにくくなるという感じです。

 

そんな意味ではけっこう頻繁に使えるもののひとつではないかなと思います。

 

エドワード・バック医師が医師という仕事を捨て、まわりからすると理解できないようなフラワーエッセンスという植物療法に打ち込むには周りの言葉はグサグサ刺さるものだったのではないかと思います。そんなときにウォルナットにたどり着いたのではないでしょうか。

 

自分が本当にやりたいことをやるためには周りからの言葉に影響されることなく、自分を保っていなければなりません。特にまだそれが固まっていないときにそれをやろうとしているときにはほんとに揺れることだと思います。

ウォルナットはバックの38種類の中でももっとも保護の働きがあるようです。

 

ほかにもたとえばビーチは枝を大きく広げて、天蓋のようになり、ビーチの木の下には日光が届きにくくなるため、植物が生えにくくなるなど書かれていますが、テリトリーと少し関係があります。

用心深い猫とかに使うこともあります。自分の領域に何者かが入ってくることに寛容でいられなくなったりする傾向の人に使ったりもします。これはウォルナットと少し逆のような感じになりますが、まわりに対して受容し、批判的な見方ではなく、不完全なままでもそこに新しい見方ができるように助けてくれます。

 

 

レッドチェスナットは他者について心配してしまう傾向が強い人のエッセンスですが、言葉のみからすると干渉しているかのように見えますが、干渉しているわけではないと思います。個人の中での恐れがあり、その対象が愛する人に何かあったら・・という心配が強く出るというものです。エネルギーだけとると確かに他者に対して向けられてはいます。

 

 

バインはバックエッセンスの中でも一番他者に対して影響が強く、支配的な印象を受けます。

チコリーのように自分のほうに関心を持ってもらいたいから干渉してくるのとは違い、もともとワンマンでたくましいタイプではないかと思います。リーダーシップをとりたいというほうが近いでしょうか。

 

 

インペイシェンスも非常に繁殖力が旺盛で、イギリスでは外から持ち込まれた植物であるのに、繁殖しすぎて有害植物となっていたりします。インペイシェンスを支配的ととる人もいますが、この植物のエネルギーは待っていることができないという衝動があります。バインはぶどうの木なので、成長は実はそんなに早くはありません。しかしかなり長生きします。インペイシェンスはあっという間に成長し、サイクルは1年で終わります。そんな意味でインペイシェンスはエネルギーは強いのですが、持続性が長いわけではありません。

でも、待つという時間の感覚を養うことに役立つエッセンスです。

 

 

中立タイプはウォーターヴァイオレットのように誰からも干渉されたくなく、一人になりたいので、静かな沼地にひっそりと育ちます。こちらからも干渉することもありません。他者と離れています。

カタクリとかも群生はするけど、隠遁者のような感じですよね。

 

 

 

そのように固有の植物のエネルギー(まわりとの関係や成長過程などから)を見ていくと、他者との関わり方に対して選ばれることができるかもしれません。

 

 

自分自身に対してみてみるとしたら、

まず影響を受けやすいか受けにくいか、強いか弱いか、頑固か柔軟性があるか

他者との関係で自分をあまり出さないか主張するか自分の意見や意志がわからなくなるのか、

言わないけど、肉体症状に出やすいかなど

 

考えた上で自分のパターンにあった植物を探してみてはどうでしょうか。

 

日本の植物でそれに近いものがあるでしょうか。

 

ウォルナットのように時期的に今だったらこういう植物というのもあると思います。

 

そのどちらも考えてみると面白いかなと思います。

【神戸】神戸森林植物園

神戸森林植物園にしばらく前に行ってきました。

じつははじめてで、夏にアジサイでとても有名なんですよね。

交通の便は三ノ宮から土日のみですがバスが出ていて、それに乗ればとても便利です。

電車でも三ノ宮から北鈴蘭台まで行き、無料の送迎バスに乗っていけば、もしかしたら六甲高山植物園よりもアクセスはよいのではないかと思います。

とにかく山ですごく広いです。平日だったせいか人が全然いないのもうれしい(笑)

自然満喫です。

樹木観察がメインになります。花も少しはみることができます。ヤマブキやシャクナゲツツジアジサイといった花木っぽいものが多いかな。

オーストラリア、アメリカ、ヨーロッパ、アジアと樹木エリアが分かれてて、マツ科とかモチノキ科とかわりとまとまってみることができるのも便利。

カラマツの木(ラーチの仲間)

カラマツ.JPG

この木のすぐしたにベンチと机があるので、カラマツの近くで過ごしやすいです。

ヨーロッパ区にあるヨーロッパブナの木(ビーチと同じもの)

日本のブナよりもほんとヨーロッパっぽい感じがします(笑)

少し斜面にあったのでそんなに背は高くありません。

数本ありました。葉が出始めで生命力あふれる感じです。

ビーチ.JPG

ヨーロッパブナ.JPG

シデ。クマシデだったかな。(ホームビーンの仲間)

ほとんど花は終わりかけだったけど、少し残ってました。葉っぱの筋がしっかりしてますね。

シデ.JPG

ほかにはトチノキ谷というところがあったのでそこへいくとトチノキ(ホワイトチェスナットの仲間)がたくさんあったかも。アメリカニレ(エルムの仲間)の木もありました。

アメリカハナミズキの木もあり、FESのダグウッドと同じものだと思います。

セイヨウヒイラギもあったけど、やけに苗木で、シナヒイラギやモチノキなどはたくさんありました。

また季節を変えて、木に会いにいきたいです。

それぞれがけっこう距離感があるので、まわるのは少々大変ですが。アップダウンも多いです。

あと、うさぎの国とかカモシカ?とかなぜか動物もいるエリアがあります。

うさぎたくさんおりました!お世話がけっこう大変そう。

植物園っていうより山へ来ました的な感じになるので、気持ちはいいですよ。

【東京】林試の森公園

先日、目黒の林試の森公園というところにはじめて行きました。

最寄りの駅は武蔵小山。徒歩10分らしいですが、道が全然まっすぐじゃないので

すぐに迷いました(笑

すごく複雑~な道。帰りも迷いました(^^;

こちらの公園、もともと林野庁が管理されてたので、樹木の種類が豊富でめずらしい木もいくつかあります。

植物園や公園にはだいたい樹木がいろいろあるのですが、木に札もかかっていたりもしますが、

どこにその木があるのか探すのがとても困難なんです。

ところがこちらの公園は管理棟に公園内で見られる樹木のくわしい地図が置いてあります。

木に札もほとんどあるので、探しやすいという特徴がありますね。

今回の目当てはポプラの木。アスペンの仲間であるカロリナポプラ。

けっこう大きな木でした。

ポプラ.JPG

イタリアヤマナラシはホウキを逆さにしたような形をしていますが、こちらのはあまりそういうことがなく、上のほうの枝は横に少し広がるような感じです。花がまったくみれません(笑)

5月になると実がふわふわになって雪のようにおちて真っ白になるそう。

その状態もみてみたいです。そこにも風の要素が感じられますね。

アスペンの花の写真をみるとヤナギ科らしい猫のしっぽのようなふわふわな毛のようなものがみられますよね。それが飛んでいくのかな。

こちらの公園、けっこう広いので半分しか回らなかったのですが、アメリカガシワの木もありました。

ピンオークというそう。

ピンオーク.JPG

桜が満開でよその木など誰も見てなかったのですが(笑)、ほかにはブナとかトチノキもあったかな。

木の場合、花が観察しづらいというのがありますが、木の全体像を感じるにはいいかも。

なにより、都内でアクセスしやすく、広いので機会があれば行ってみてください。

フラワーエッセンス体感メモ

ツイッターを始めたばかりの頃にフラワーエッセンスを服用して、体感したことをそのままツイートしていて、お気に入りに入ったままだったのをブログのほうに移します。

 

後から読み返すと面白いので時々やっとこうかなと思います。

間にあるFES、HH(ヒーリングハーブ)、ルミニス(ルミニスエッセンティア)はメーカー名。

 

ルミニスは現在、購入できるところがありませんが、王由衣さんが作ったフラワーエッセンスです。

 

マスタードは2回おこなってますね。そのときによって感じ方も違うということ。

 

自分でも時々やってみるといいですよ。何のエッセンスかわかっている場合、ちょっと先入観が入りますが。

特にこれを読んで同じエッセンスを服用するとなると、かなり影響を受けてしまうので、別のエッセンスか

名前をふせて誰かに作ってもらったものを試すのがいいかもしれません。

 

 

自分のからだに意識をおいて、頭で考えずに活性化したエッセンスを服用し、

しばらく感じます。

 

感じることが苦手な人には感覚を開く練習にもなります。

 

自分が感じたことはフラワーエッセンスが自分の中でどう働いているのか知る手がかりになります。

これは普段はあまり意識されないけれど、積み重なってエネルギーが動き、内面で共振されていくことになるのです。

 

セントジョンズワートはまったくフラワーエッセンスの知識がないけれど、敏感な別の方が服用した経験でも私のと同じように上へいったり下へ行ったりして循環されていくのを経験されたそうです。

 

後からレパートリーを読むと『魂が体を通して光を循環させ、大地に流すのを促す。』と書かれてあったので

とても興味深かったです。

 

 

 

2010年3月5日

FE/セントジョンズワート/FES/右回りのらせん状に上に上るような感じがするが、しだいに下に落ち着いてくる。

 

 

2010年2月14日

FE/カリフォルニアポピー/FES/熱いエネルギーで上に行き、頭頂で絞られるように引っ張られる。体全体が温かくなる。

 

 

2010年2月10日

FE/HH/マスタード/頭がすっきりする。まさに頭上の雲がひいていくような感じ。

 

 

2010年2月9日

FE/日本ルミニス/菜の花/マスタードよりやわらかい。暖まる。安定感。

 

 

2010年2月9日

FE/HH/マスタード/眉間が少しむずむず。首、背中のこわばりを感じる。お腹のほうへたまっていく感じ

 

 

 

 

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知られざる花名所を訪ねる旅

 

知られざる花名所を訪ねる旅 (家庭画報カルチャー紀行)

知られざる花名所を訪ねる旅 (家庭画報カルチャー紀行) [単行本] / 萬 真智子, 大蔵 舜...

 

家庭画報に連載されたものをまとめられた本だけど、ひとつの花や植物に想いを寄せて、代々受け継がれてきた花を守り続ける人々がいろんなところにいるのだということを知ることができる素晴らしい本。

 

椿の山を守り、育て続けている岡田家の皆様。

大阪らしいのですが、ぜひ訪ねてみたい。

 

椿の時期に予約して鑑賞し、椿のお料理のコースが出されて5000円という植物園で椿を見に行くのとはまた違った贅沢さ。

 

かたくりは奈良の森野旧薬園さん。その歴史やかかわる人たちの想いもつづられています。

ほかにも桜やぼたん、さつき、花しょうぶ、ササユリ、百日紅、梅、ダリア、肥後菊など。 福岡県の大宰府に万葉の植物を大切に育てている広い庭園があり、そこでは万葉の特別なお料理も味わえます。こちらもお食事をしないとお庭の散策ができないので、少々経費がかかりますが、一度は訪れたいと思います。

 

個人が管理する庭の植物にはその人の特別な想いとエネルギーが守られています。

そういう庭は貴重でこころして向き合いたいとも思います。 さすがは家庭画報さんなので写真も美しく、どこも行きたいと思わせてくれます。

月とフラワーエッセンス

月について書いてみたいと思います。

 

月は個人のチャートの中では

 

 

感情、無意識、感覚、習慣、子供、内なる子供、体調、体質、過去、記憶、直感、母性、感受性、傷つきやすさ

反応、女性性、母親、快・不快、本能

 

といったものをあらわします。

 

年齢域は0歳から7歳。

この時期に身につけた習慣や感覚やパターン、身内に対してや家にいるときの態度も関係しています。

太陽よりも月の性格のほうが表に出ている人もいるでしよう。

 

たいていは社会に対して表にしている自分は太陽で、家でくつろいでいるときの自分は月といった感じに使い分けているかとは思います。

太陽と月がほぼ同じ位置や同じ星座の場合、公私があまりないような人だったりします。

 

子供のときの変わらないパターンや性格というところで月が反映するため、エドワード・バックは12ヒーラーを占星術の月星座にあてはめようとしていました。正確にはどの星座にどのエッセンスの花という記録はないようですが。

 

しかし、月の星座やアスペクトはフラワーエッセンスを選ぶときにかなり重要な要素ではあります。

無意識にあらわれる行動やパターン、感情の傾向だからです。

 

★月と4元素

簡単に月の星座を4つの元素で考えてみましょう。

 

出生の月の星座が

 

火・・・活動的・家にじっとしていない・感情的になりやすいがあっさりしている。

 

風・・・クール・神経質なところがある・人との関係に距離感が必要・よくしゃべる。感情が自分でわかりづらいことがある。

 

水・・・まわりの環境や人と融合しやすい・影響を受けやすい。感情的な共有を求める。感情的にもなりやすい。

 

土・・・のんびりしている・保守的なところがある・変化が苦手。体感的な反応が先にくることがある。

 

 

かなりおおざっぱですが、自分の月の性質を考えるときに自分が7歳以下の子供のときにどんな性格だったのかを考えてみるとそれがあらわれていると思います。

 

しかし、大人になってから子供のときの自分を客観視できないのでわかりにくかったりします。

 

年齢域というのは環境も関係するのでしょうか。自分の場合の例ですが、

私は7歳までは実はわりと高松でも都市部に住んでいました。8歳以降のちょうど水星の年齢域から田舎へ引越しし、環境も学校の同級生たちの態度もかなり変化しました。

私の月は風で水星は土です。月・風の時期は都会的な環境で、水星・土の時期は田舎でのんびりした人たちに囲まれて・・というのは面白くもあります。環境が性格を作るように。

 

月が風だったので、自分ではわかりませんが、それなりにしゃべるので忙しい子供だったかもしれません(笑)

 

 

★月と植物

 

月に関連した植物は薬草では少ないようです。

 

性質としては

・冷たく湿っている

・夜や月との関連のある植物(出産や女性のケアに用いられるものも多い)

・陰の働きがあるもの

・反射するような部分やシルバー・白といった色

・変化しやすいもの

 

 

バック(バッチ)のエッセンスでは

 

スターオブベツレヘム

ハニーサックル

 

とかあげられるかもしれません。

スイカズラは金銀花という別名もありますね。

 

月には過去や記憶という要素もあります。そのあたりからもこの二つは関連しているようです。

 

 

他には

 

日本の花では

 

ススキ

ユウスゲ

マツヨイグサ

 

夜に咲く月下美人カラスウリも関連しそうです。

 

 

FESでは

 

イブニングプリムローズ

マグワート

ゴールデンイヤードロップ

マリポサリリー

デューンプリムローズ

 

あたりが考えられます。

 

マグワートは学名からも月の女神アルテミスとの関連もあり、葉っぱや全草の姿が変化するところから、月の変わりやすい姿とも関係はありそうです。

 

 

月に関する花のエッセンスを使うのはどういうときかというと

 

・過去や子供のときの感情や傷をケアするとき

・直観力を高める

・感情を流す

 

 

 

というときになりそうです。

 

 

★月のアスペクトや星座からバランスさせる

 

 

月にアスペクトがたくさんあったり、蟹座、牡牛座にある人は影響が強くでます。

 

月と対になる太陽と比べてみましょう。

 

月のほうが強い感じがするようなら、バランスさせるエッセンスを選ぶことができます。

 

 

【月星座から考える】

 

自分の月がどの星座にあるのかみてみましょう。

そこから上記に書いた火・風・水・土の要素でエッセンスを考えてもいいし、星座ごとの性質から考えられる花を選択することができます。

 

いまのところ何座はこのエッセンスという選び方はできません。自分にとってこの星座はこの花かなと思うものを選択してみてください。

 

水の性質をもっているのなら、影響をうけやすいということでピンクヤロウやヤロウ、セントーリを選ぶことができます。

 

星座の支配星から考えることもできます。

 

牡羊座にあるのなら、支配星は火星なので、火星の要素のあるフラワーエッセンスから考えたり、その要素が強すぎる感じがするのなら、動きすぎているからゆっくり落ち着くような土星木星のような要素のある花を選ぶことができます。

 

 

アスペクトから考える】

 

実際アスペクトがあれば、どの惑星の影響を受けているのかみることができます。

土星天王星海王星冥王星のハードアスペクトがあるといろんな点で感情や傷つきやすさに影響をうけていると思われます。

 

調和させるために月とアスペクトされている惑星のそれぞれのエッセンスを組み合わせてもいいでしょう。

 

 

 

 

月は傷つきやすさや反応というキーワードがありますが、

 

人と話したり、メールしたり、何かを見たり、聞いたりしているときに自分がグサっと思うような反応を示すとき、自分の中の月が反応しているといえます。内なる子供ともいえますが。

 

これはとても手がかりになります。

 

自分が何に対して反応しているのか

 

 

あと母親も示すので、母親との関係性からこんなところで反応するということもあります。

また、母親としての自分も月はあわらすので、母親としてこう振舞っているというパターンもみることができます。それはいわば自分の母親からもそう振舞われたということでもあるのです。

 

マリポサリリーを服用するとよく昔のことを思い出したり、嫌だった思い出が出てくるということがあります。月に関連するエッセンスを服用することで過去と向き合い、無意識だったところに光をあてて、統合していくということができます。

 

それをおこなうのはとてもデリケートな作業なので、ヤロウ系のエッセンスを服用しながらとか心理療法と併用しながらなどサポートを受けながらがお勧めです。

 

自分自身もある程度余裕があって、自我が安定しているときにおこなうとよいと思います。

 

 

月星座に対して自分にあった花がもし見つかれば、わりとタイプレメディー的な働き方をすると思います。

気分や体調も関係するので、ちょっと調子が悪いときに服用して元気になるということもありそうです。

ぜひ、手がかりにして探してみてください。