トゥリーエンジェルオラクル
アマゾンで洋書扱いのこのカードを見ていて、気になっていたのですが、日本語版が出ていたから、購入しました。「フラワーエッセンスヒーリング」の著者であるホワード七歩子さんによる訳となっています。
中身のカードはどのようなものか気になると思うのでBachの樹木を少し並べてみました。
樹木のアーキタイプ的な人の姿が精霊として描かれています。
カードは38種類とオラクルカードとしては少ないのですが、樹木とつきあうこと・関係を深めることが目的なら、ツールとして使っていくには十分のようにも思います。
ただ、カードに切り離し点がついていて、外側がスベスベじゃなかったのが気になる点。
ブックレットが別についています。
フラワーエッセンスに興味がある人ならわりと誰でも自然界のスピリットとコンタクトを取りたいと思うでしょう。私もそうです。
ドロシー・マクリーンの本を最初読んだとき、すぐにこういう存在からはっきりした言葉として受け取れるのか??などと思ったこともあります。
しかし、このフレッドさんのまえがきやあとがきから、もう少し現実的な視点から樹木との経験を知ることができます。体感や内的な経験として受け取るというのはフラワーエッセンスを服用していく過程でもよくあります。それと同じような経験を樹木と過ごすことで得ているのです。
それはただ不思議な経験することが目的ではなく、その経験により、内なる魂と樹木のスピリットが調和し、母なる地球や大地、自然界とワンネスとなることが大きいかなと思います。
実際、そういう感覚になったことがないので、私もわかりません。そして頭で理解するものでもないと思います。
自然散策など自然と触れ合うことでこころが落ち着く、楽しいというのはまだまだ最初の入り口でしかないと思っています。自然と親しむことが癒しになると思いますが、現実からの逃避ではないこと。
フラワーエッセンスの入り口では、自分の抱えている葛藤や問題を乗り越えていくためのサポートとして使いたいと思うでしょう。
エドワード・バック医師はその状態は完全な魂から不調和になっているというように言われました。
現実にあるものを超えていくための力を自然界からの助けを借りて、発揮していく・・それがきっとフラワーレメディーやメディスンにもなりえるものと思います。
そんな意味では樹木は草花よりもパワフルな力があるように思います。
なによりも長い年月をかけて成長していくのですから。
この本では、樹齢を重ねた木のほうがその木の霊的存在の意識がはっきりしていると書かれています。
もし樹木の花からエッセンスをいただくとしたら、ある程度古い木である必要があるでしょうね。
著者のフレッドさんはすでに「木々の恵み」という本が日本で出版されています。
だいぶ前に私も購入し、何度か手に取ることがある本です。
こちらも樹木に関しては神話や伝承、植物学的なデータなど詳しいので、お勧めです。