フラワーエッセンスの植物研究ノート

自然や植物とのつながり、フラワーエッセンスのことなど

北海道大学植物園

 

北海道は四国から遠く、過去に2回しか行ってませんが

北大の植物園を紹介しておこうと思います。

 

北海道のガーデン巡りをしようと思ったら

公共交通機関だけで行くのはなかなか大変そうだなと

調べていて思いました。

とにかく広いから移動にも時間がかかります。

 

こちらの北海道大学植物園のもっともよい点は

北海道なのに札幌駅から歩いてすぐという信じられないアクセスのよさでしょうか(笑)

 

どこの植物園もそうですが、広い敷地が必要なので

わりと駅から遠いとか電車とバスで乗り継いでいくとか

アクセスの悪さが難点なことが多いのですが、

さすが敷地に余裕のある北海道、

東京駅の近くに植物園があるみたいな感覚で便利いいのです。

 

アクセス

 

www.hokudai.ac.jp

 

 

ちなみに2023年は4/29まで閉館しています。

 

北海道大学のキャンパスもすぐ近くにあり、

キャンパス内でも実はいろいろ植物が見られます。

 

北海道大学キャンパス内の植物

 

ウバユリとかオオアマナとか、クロユリも。

 

6月くらいのキャンパス内。オオアマナ、クロユリの花がみられます。

 

 

植物園での植物

 

植物園のほうでは北海道ならではの植物が多く見られます。

 

こちらはライラック

 

ハゴロモグサ。日本のハゴロモグサです。

西洋のレディースマントルより上に伸びているような感じもあります。

 

ハマナス

 

 

アイヌ民族ゆかりの植物のコーナーも面白いです。

セイヨウノコギリソウよりも切れ込みが大きくあらい感じがします。

 

この用途の説明がとくに面白い。

 

これは秋、9月に行ったとき、トリカブトだけでもかなりの種類があり、コーナーありました。

 


ちょっとボケてますが、キンミズヒキも印象が少し違ってなんだかかわいい。

 

意外と温室とかもあり、熱帯地域の植物もあったりします。

ロックガーデンにアメリカ原産の植物のコーナーがあり、

サイトのほうの写真をみるとシューティングスターの園芸種?かなというのとか

ヤナギラン、ファイアーウィードっぽいのが見られますね。

 

私が行ったときもアルニカとかあったかな。

植物園も時期によって変化すると思うので今だとまた違う植物があるかもしれません。

 

 

北海道のガーデンのように商業的にイングリッシュガーデン的に見栄えよく作られたものではないので、それに見慣れていると標本園のような見せ方に物足りなさを感じるかもしれません。

 

でも学名が特定されたものとしてその植物を観察するには十分にいいと思います。

 

 

ウバユリは花が7月くらいかな。行ったときにはみれてません。

何の花を見るかで行く時期を決めるのもよいかと思います。

 

ライラックは6月中旬で終わりごろって感じでしたから少し早めだし

クロユリは6月中旬くらい

ハゴロモソウも。

ウバユリは6月下旬から7月くらいかな。

トリカブトは9月

 

最近気候によってかなり花が早くなったり、遅くなったりが

年によって大きくなってきてますので確認しながら見に行ってください。

 

 

ちなみに北大植物園でノコギリソウの花は見れてませんが、

小石川植物園で在来種ノコギリソウのひとつが見られます。

7月が開花なので、かなり猛暑の中で見ないといけません(^^;)

北大のノコギリソウも7月くらいが開花時期ではないかと思います。