フラワーエッセンスの植物研究ノート

自然や植物とのつながり、フラワーエッセンスのことなど

イギリス・フラワーエッセンスの旅~エッセンスの植物を探す②~

イギリス・フラワーエッセンスの旅目次

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続きです。

テムズ川周辺にはワイルドローズとヤナギの木がたくさんありました。

エドワード・バックはワイルドローズのエッセンスはここで作ったのでは?と思ったりして。

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麦畑の横にあったワイルドローズ

下はテムズ川沿いにあったワイルドローズ

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対岸にヤナギの木

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よくみたらあちこちにヤナギの木。エッセンスと同じ種類じゃないそうだけど。

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ヤローも咲いてました。

 6月は夜遅くまで明るいといっても午後7時過ぎから出かけたので

あまり時間はなく、植物もじっくり見るのは難しかったです。

真っ暗になってしまうとあたりはまったく外灯はありませんから。

 

帰り道。午後9時頃に夕陽。

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麦畑の道を再び歩く。

普段、建物のないただっ広いところを見ることがないのでこのスペースに感動します♪

そしてこの夜の森歩きの数時間はまったく誰にも会うことはありませんでした。

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イギリス・フラワーエッセンスの旅~エッセンスの植物を探す①~

バッチセンターのサイトにhike to  the centreというページがあり

Wittenham Clumps からバッチセンターまでのハイキングコースに

どんなフラワーエッセンスになっている植物が見られるのかが書かれてあります。

 

文字が書かれてあるのでどこなのか非常にわかりにくいですが、

テムズ川方面であることは間違いないので

6月のイギリスは夜も遅くまで明るいため、私たちはその道を歩くことにしました。

 

出発はバッチセンターのすぐ横の小道です。

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イギリスにはフットパスと言われる誰でも歩ける森の小道があります。

 

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木々をよく見たいけど、友人がさっさか歩いているのであまりよく見れてません( ;∀;)

オークとかホリーの木があったりしました。

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一度抜けると広々した麦畑がみられます。

バックが生きていた頃にもきっとあったことでしょう。

国道を越えてさらに森の小道を歩きます。

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粘土質の土なので、英国でのハイキングには長靴が必要といわれるわけですね。

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オークの木が多いような気もします。


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これがシリングフォードホテルかしら・・違ってるかもしれないけど。

ここまできたらテムズリバーがあります。

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この川の周辺にワイルドローズ、ウィロー、ヤロー、マスタードなど見られました。

 

つづく。

イギリス・フラワーエッセンスの旅~エドワード・バックのお墓を訪ねる~

さて、バッチセンターまで行ったなら、すぐ近くにあるエドワード・バックのお墓をまいりたいですよね。

グーグルアースでも実際にその道のりを歩くことができます。

私は旅行前にシュミレーションしました(笑)

 

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セントジェームズ教会です。

 

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随分古そうな教会です。

 

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屋根にはケルト十字があります。

 

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入口のほうはこんな感じ。鍵がしまってて入れませんでした。

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敷地内にはこんなオブジェも。

 

で、肝心のお墓ですが、なっかなかわからなくて随分探しました(^^;)

意外と地味でわかりにくい・・。

中央くらいの場所にありました。

今はもうちょっといろんなお花が植えられたりしているようです。

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日本式にお水をあげたりして、手をあわせました。

 

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敷地内にはけっこう大きな木もあるのですが、大きなホワイトチェスナットの木もありました。


 

 

 

 

イギリス・フラワーエッセンスの旅~ソットウェル村の歩き方~

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ソットウェル村というのはロンドンからそう離れてはいないと思うのですが

近代的なビルやコンビニみたいなものはまったくなく、昔のままのイギリスの田舎という家がたくさんあり、時が止まったかのようです。

少し行くとすぐにフットバスという森の小道があり、歩道脇にはたくさんの草花も見られます。日本のようにあちこち除草剤をまかれているようなこともなく。

 

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これが村の地図です。

中央にレッドライオンというエドワード・バックが通ったパブがあります。

右のほうのバッチセンターのすぐ下のセントジェームズ教会にバックのお墓があります。

私が宿泊したB&Bはレッドライオンから下に続く道をひたすらまっすぐ行きます。

レッドライオンから左に行くとポストオフィス&ショップとあるところに

ソットウェル村の特産品とかはちみつとか売られています。

すぐ近くにウォーメモリアル、こんな村にも戦争の記念塔がありました。

バックが住んでいたウェルスプリングスはレッドライオンのすぐ右上に書かれてますね。

今は看板しかわからずどなたかの家かも。

村自体はそんなに広くはなく、村の人たちもすごく親切です。

朝歩いているとすれ違う人は誰もが「グッモーニング♪」と声をかけてくれます。

すべての人がです。

 

そして少しでも立ち止まって地図を確認してると

道行く車が必ず停車して助けようとしてくれます。

※それでB&Bまで行けたのですが。

 

そんなに年寄りばかりの村ではなく、会う人はそこそこ若い人もいます。

移住してそこからロンドンまで通勤していて田舎での暮らしを満喫しているのかもしれません。

 

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昔ながらの茅葺のおうちもちらほら。

場所的にこういう家の保存をしているのかもしれません。

 

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ムラサキブナの木。道のはたにこんなに大きな木があったら

日本だったら切られそうですが。

 

村のお家やお庭の花の写真をついつい撮ってしまいます。

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セントジェームズ教会とレッドライオンはまた別記事で。




 

イギリス・フラワーエッセンスの旅~ソットウェル村での宿泊~

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バッチセンターに行かれる場合、ソットウェル村に泊まるのがオススメと書きましたが

おそらく荷物を持った移動を考えるとあんまり日替わりで移動したくないというのがありますよね。

私もロンドン郊外の友人宅に泊まって、スーツケースはそこに置いたままソットウェル村に一泊したので実際、スーツケースでの移動となると考えなければなりません。

その場合デッドコットからのタクシー移動を村で宿泊するB&Bまで行ってもらって

荷物を置いてから歩きでバッチセンターへ行くという方法になります。

 

バッチセンターにある宿泊所リストはコチラ

 

住所がソットウェル村にあるのは限られておりますが

ホームページがあるHope Cottage はホテルの予約サイトにも登録されています。

ネットで予約取りやすいですが予約の空きが少ないかもしれません。

また他よりもちょっと料金もお高めだったかな。

でもエアポートからの送迎があったような・・。

 

私が泊まったのはこのリストにあるLime tree House

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友人にメールで予約してもらいましたが、けっこう返信は早かったように思います。

バッチセンターからはまあまあ歩きますが・・。

道に迷って近所の人に車で送ってもらいました(^^;)

バッチセンターの隣にもB&Bがあるようなので住所をみて近くに泊まるのもありです。

 

でも私はこのB&Bは夢のようでとてもよかったです♪

女主人のジェーンさんはすでに子供たちも巣立って一人暮らしです。

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お庭も広くて、人懐っこい猫ちゃんもいてもっといたかったなあ。

 

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これがライムツリーでしょうか。

 

宿泊費もそんなに高くはなかったです。

私たちが泊まった日は他に宿泊客はいませんでした。

夕食は普通に家庭料理。ライスとサーモンと野菜。

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手作りケーキ付

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お部屋のいろんな小物も素敵で見入ってしまいます。

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キッチンからすぐ裏庭に出たところにあるキッチンハーブコーナー。

 

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朝ごはん。これにパンとか卵料理がついてます。

 

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ソットウェル村で作られているはちみつ。

村の郵便局をかねた小さなショップにて売られています。

 

そんなこんなで1泊でもいいのですが、荷物の移動など考えたら2泊くらいすると

のんびりできるかもしれません。

 

え、バッチセンターにそんなに長くはいられない?

いやいや、この村に滞在する理由はバッチセンターとお墓まいりだけではありません。

それはまた別記事にて。

 

ちなみにライムツリーハウスからバッチセンターまでは徒歩で20分か30分くらいかな・・。スーツケースひきづって行くには遠すぎます(笑)

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B&Bすぐ前は麦畑。

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B&Bから村の中心へと続く道はこんな感じ。途中Hope Cottageを通ります。

歩くと時間がかかるといっても花など見ながら歩くのはとても楽しいです。

やはり夏がオススメです。

イギリス・バッチセンターへの旅~バッチセンターまでの行き方~

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パブーのほうに電子書籍として2016年6月に行ったイギリス・フラワーエッセンスの旅をまとめていますが、いくつか旅の情報をこちらにまとめたいと思います。

 

最近は個人でもバッチセンターなどに出かけて行かれる方も多くなり、

他でも調べればたくさん出てきますが

私の目線でのご案内となります。

 

 

交通案内

列車で行く場合出発駅はロンドン・パディントン駅となります。

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こういう列車です。

注意点としては列車料金は通勤時間帯などが一番高いようで

私は午後からの出発で行くことになりました。半額ぐらいなるくらい違うらしいので。

座席は予約することもできますが、もちろん自由席でオッケーです。

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座席の上に紙をさしているのが予約席。自由席はそれ以外の席に座ればオッケー。

個人的メモとして

・トイレは駅では有料なので、列車内で行くとよい。

・ATMは駅にあるのでお金を引き出したいときはそこでおろしておくとよい。

パディントン駅にあるベーグル屋さんのベーグルが過去に食べたパンの中でも上位にはいるくらい美味しかった。(イギリスで美味しいものに出会うには運のようなものがあります・(笑)

 

行先はブリストル方面に向かう列車に乗ります。

※一応確認してください。私は英国在住の友人についていったから電光掲示板を

よく見てなかったので。

降りる駅はdidcot parkway 約40分くらいで着きます。

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そこでタクシーに乗ります。

バッチセンターはオックスフォードシャー州ソットウェル村ですが

タクシーの運転手さんには必ず住所・番地までわかるものをみせてください。

「バッチセンター」では通じません(笑)

住所はコチラ

 

イギリスバッチセンターのサイトではタクシーで15ポンドかそれ以上くらいと書かれてあります。タクシーで10分くらいかな?

帰りはバッチセンターにてタクシーを呼んでもらえます。

 

行く前に必ず確認してほしいのがオープンしているかどうか。

月曜~金曜の9時半~16時ならだれでも見学自由です。

ただし、英国の祭日などはお休みのようなので事前に確認しておいてください。

基本こちらのセンターの案内をよく読んでおいてください。

www.bachcentre.com

 

 

私はお昼に出発して到着してからクローズまでの時間たっぷりセンターで過ごしました。中にはお茶とクッキーがあるので自由にいただくことも可能です。

 

あとお昼は近辺にあまり食べるところはないのですが

村の中心にあるレッドライオンでランチを提供していることもあります。

(ないときもある様子)

私のオススメプランとしては日帰りよりもソットウェル村のB&Bに一泊して帰られるのが理想です。

そうすればお昼すぎの便で到着してバッチセンターとお墓のある教会に行って

泊まって翌日も周辺を散策することができますから。

果実からみる植物のエレメント

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夏は果物が豊富にあり、うれしい時期ですね。

 

私はサクランボとかスモモが大好きなのですが、

今年は産直にとても小さなスモモがいつも出ていて、すごく安いのでつい買ってきては

たくさん食べています(^^;)

びわより小さいんですよ。大き目のサクランボのような。

 

Bachのエッセンスであるチェリープラムの実もこのくらいの大きさっぽいので

スモモを食べるとチェリープラムのことを考えます。

 

バラ科には果実になるものが多いですね。

サクランボ、スモモ、ビワ、モモ、リンゴ、ナシ、アンズ、イチゴ、ブラックベリーラズベリー

 

ゲーテ・シュタイナー的観察での参考となるマーガレット・コフーンさんの

「植物への新しいまなざし」にバラ科の果実というページがあります。

 

そこにはまずブラックベリーについての解説があります。

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少し緑っぽい果実のほうをみてください。

つんつんした突起がみられます。

これは果肉の集合体です。

コフーンさんは「複合サクランボ」であると書かれています。

 

プラムやモモ、アプリコットなどは果肉部分と茎をサクランボよりも膨らませた状態と

指摘しています。

 

イチゴは膨れた茎であると!!

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ちょっとサクサクした感じもありますしね。

 

リンゴ、ナシも固くてシャリシャリしています。

これらはローズヒップもそうですが熟れて瑞々しいものと違って

いつまでも茎にぶらさがり、地上的な力が働いているということです。

 

サクランボはとくに鳥たちの食べ物となるので天との関わりになるということです。

 

つまりは固い果実ほど大地の力があり、やわらかい果肉ほど水の力が働いていることがわかります。

 

サクランボやスモモ、モモのジューシーな感じは

私たちの乾きを潤します。

それは水の力によって。

 

チェリープラムにある水の力はどんな風に働いているでしょうか。

 

ジュリアン・バーナードさんは実についてこんな風に書いてます。

チェリープラムの実がなると、果汁の多い、甘くて美味しいサクランボになりますが、その色は黄色からオレンジ色、プラムのような赤い色までさまざまで、一貫した標準色はありません。チェリープラムの状態には、正常な境界を歪ませる非物質世界からの圧力があり、この圧力が、日常生活に確実性をもたらしている抑制力を壊しているのです。「植物のかたちとはたらき」ジュリアン・バーナード

非物質世界というのはアストラルのことでしょうか。

 

また、ルドルフ・シュタイナーはサクラと月を関連づけていて

丹羽敏雄さんの「星々と木々」にも書かれています。

本来種子となるプロセスは燃焼で、火のエレメントが優位になるのですが、

瑞々しい水気を含む果実が種を包むというのは水のほうが優位になるわけです。

それについて

それは成熟の拒否であり、未分化な生命力に留まろうとする力です。それは太陽の作用が月によって閉じ込められていることの現れです。

「星々と木々」丹羽敏雄 涼風書林

と説明されています。

 

ふーむ、どうでしょうね。

 

ただ、サクランボのイメージって「若い」とか「甘酸っぱい初恋」みたいなイメージありますね(笑)

若いときの瑞々しさとつながるのでしょうか。

サクラもチェリープラムも同じサクラ属になるので、そのあたりどうでしょうか。

FESにチェリーのフラワーエッセンスがあり、それは若いときの経験との関連があります。

チェリープラムは若いときとのつながりはないけど、水の要素がどのように働くのか

まだいまひとつつかめていません。

ただ、私だけのことかもしれませんが、サクランボやスモモって食べだすとなんか止まらなくて、チェリープラムのエッセンスが依存的な食事の傾向から抑制できるようになるのをこれまで取った経験や他者の経験からあるなと思うので、

少しこうしたことにも関わっているのかもしれません。

 

このように同じバラ科でもエレメントの違いがあるのだということを

果実をとおして考えてみるのも面白いと思います。

 

だけど、最近バラ科の果物を食べるとアレルギーが出る人がいるので

あまり食べられない人は可哀そうだなーと思います。美味しいので。。

でもいつそうなるかわからないので、食べ過ぎないようにします(^^;)

 

参考文献

「植物への新しいまなざし」マーガレット・コフーン 涼風書林

「植物のかたちとはたらき」ジュリアン・バーナード 

「星々と木々」丹羽敏雄 涼風書林

 

 

8月に東京でフラワーエッセンスのWSをします。

ロータスを観察し、室内にてシュタイナー的な手法のアートワークや

イメージワークをおこない、ハスの花とつながっていきます。

www.innergardenflower.com

 

セッション、レッスンについてはコチラから⇊

www.innergardenflower.com