フラワーエッセンスの植物研究ノート

フラワーエッセンスのもとになる花たちの観察記録・思ったこと

植物の本質をみるための植物観察~主観をはずす その1

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植物観察会でよく本質をみるために、自分の主観をおいて、ありのままを観察する

というのをやっていますが、

これ、なかなか難しいことなのです。

 

そこで植物観察について少しずつ記事を書いていこうと思います。

 

私は作家の田口ランディさんが好きで

彼女がやっているクリエティブライティングというのにとても興味をもち

一度ワークショップに参加したことがあります。

 

そのときに「自分の主観や左脳で物語をつくらない」ということを教わりました。

先日も彼女のメルマガでそのことが書かれていて興味深かったのですが・・。

 

例えば、「商店街を歩くと美味しそうなお惣菜が売られていました。」

という文章はまったく面白くはないですね。

この「美味しそうな」は主観です。

 

同じことを植物観察にもあてはめてみると

 

「この花はつやつやしていて、丸くてかわいい」

「この花はつつましく開いていて、上品で、とても美しい」

 

観察会にもありがちな感想かもしれません。

この場合

 

「この花はつやつやしている」「丸い」は観察されたこと。

「かわいい」は見ている人の主観。

 

「この花はつつましく開いている」は観察されたこと。

「上品で、とても美しい」は主観。

 

ゲーテシュタイナー的植物観察ではありのままの観察を繰り返すことによって

対象に入り込み、ゲーテが言うところの「精密な想像力」によって

本質をとらえるというものになります。

 

この想像というのは頭で考える想像ではありません。

そこがとても難しいところ。

 

それについて非常にわかりやすく書かれていたのが

松村潔さんの「タロットリーディング」という本。

 

魂をもっと自由にするタロットリーディング

魂をもっと自由にするタロットリーディング

 

 この中に「考えること」と「感じること」の違いについて説明されています。

人は感じないようにするために考え続けている面があると指摘しています。

 

感じたことをそのまま受け取るには、感じたことを意識するだけの心の余裕を持つ必要があります。その余地ができる前に考えることが強引に割り込んで、感じることが拾ってきた印象を消してしまうのが普通です。感じることというのは、イメージの展開するままに、というふうに思う人が多いでしょうが、実は感じることと、自由連想的なイメージを広げることは、正反対の働きであることに注意しましょう。

「魂をもっと自由にするタロットリーディング」松村潔

 

多くの人は印象を感じきる前に待てなくて、自分の思考で言葉にしてしまうのかもしれません。

 

植物観察の中で練習できるとしたら

自分が観察で感じたと思ったことのどの部分が思考で作り上げているのかを

後から確認することです。

 

松村さんはこの連想イメージから自由になるには「自己想起練習」をやるとよいと

書かれています。

要するに主観で考えている自分に気づくということ。

 

多くの人はいろんな意味付けに支配されています。

だからこのフラワーエッセンスはこういう意味とか

太陽や金星はこういう意味などインプットされたものから引き出そうとします。

 

ワイルドローズの花を見て、「生きる力がわいてくる感じがします。」とか「やる気がおきてくる感じがします。」というとちょっとエッセンスの意味から見ているようにも感じます。

 

だから、本当は全然自分が知らない植物の観察から入ったほうが先入観はないと思います。そこをあえて、知っていると思っている植物も観察していくのだけど

いかに自分の主観に気づくかを見ていくとよいと思います。

主観は取り除こう、まじえないようにしようと思っても入ると思うし、

無理に取り除こうとすることが難しく感じるから、

どこが主観であるのかに気づくということで植物をみてみましょう。

 

 つづく

 

6月は東京の薬用植物園にて植物観察会を予定しています。

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