フラワーエッセンスの植物研究ノート

自然や植物とのつながり、フラワーエッセンスのことなど

小石川植物園

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関東で何度も植物観察会にてお世話になっている小石川植物園を紹介します。

 

日本でもっとも古い植物園と言われていて、徳川幕府のころに薬草園としてあった場所だそう。現在は東京大学の教育研究機関としての植物園となっており、一般公開もありつつ、研究対象の植物でもある感じです。

 

 

アクセス

都内にあり、都内植物園の中でもかなり広く、ゆったりした場所なので移動自体は便利です。ただ駅から多少歩くのとちょっと坂があるので、足が弱いとか歩くの苦手な方は駅からタクシーなど使うといいかもしれません。

いい運動にはなります。といっても植物園に入っても歩きますけど、坂もあります(^^;)

 

都営地下鉄三田線 白山駅下車 A1出口 徒歩約10分

東京メトロ丸の内線 茗荷谷駅下車 出入口1 徒歩約15分

茗荷谷駅よりコミュニティバスもあります。

 

サイト⇊

 

www.bg.s.u-tokyo.ac.jp

 

 

見所

 

分類標本園では科ごとの区分けがされており、違いを観察するにはしやすいです。

でも一番の見所はその広い敷地内での樹木の森。

都内とは思えないほど静かでゆったりした空間です。

 

アクセスが若干駅から離れている分、人も少なく、見栄えの良いバラ園や作り込んだガーデンではないから、自然な感じの緑を満喫できます。

樹木も古いので樹齢のある大木も多いです。

樹木エリアは大木が多く、気持ちも落ち着きます。

 

かなり広くて歩きますが、勾配が作られており、川のようなものもあり、自然な山と同じような感じになっています。だから奥の方にいくと意外と高いところまできているのだということに気づきます。そこからの眺めもまたよいものです。

 

 

とくに春のオオアマナとカントウタンポポの群生と秋のヒガンバナの群生は一度は行ってほしいと思います。

 

ヒガンバナが森に群生しているような場所ってなかなかないし、ヒガンバナで知られる名所って遠くから眺めるような人が混雑していることも多かったりするのに、こちらは非常にゆったりその場にいられます。

 

フラワーエッセンス関連だと

エルム、オオアマナ、バーベイン、セイヨウヒイラギ、キンミズヒキ、オニグルミ、トチノキ、カシワ(オークの仲間)、リンゴ、ブドウなど他にもあったかもしれません。

 

いたるところにオオアマナ、スターオブベツレヘムが群生しています。

だいたい4月後半からが見ごろ。

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エルムの木もあります。

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北海道のノコギリソウなんかもあります。

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夏は蚊がものすごいので対策が必要です。

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ヒガンバナは9月後半から10月にかけてが見ごろ。

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紅葉の時期もとても綺麗です。

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ここにあるセイヨウヒイラギはあまり状態がよくないのですが、新しい葉が出ているのでまた育ってくれるかも。

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トチノキ。トチの実も早くから落ちてたりします。

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オニグルミ

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1月

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冬の植物園は広葉樹は葉がなくなり、明るくて晴れていると非常に気持ちの良い空間になっています。

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たまにみかける猫ちゃん。

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ヤドリギができる木があり、冬になるとよく確認していました。

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新型ウイルスの影響で以前はツイッターなどやっていなかった植物園が続々はじめて、小石川植物園も今年からツイッターをされているようです。

ぜひいかれる際はチェックしてみてください。

 

オンライン・フラワーエッセンス初級講座全7回受付中です

 

 

9月よりオンラインにてグループで学ぶフラワーエッセンス初級講座をやります。

月に2回、全7回で終了です。

火曜日コースと土曜日コースがあります。

8/8までの期間の申し込みには早割価格が適用されます。

 

BachとFESを含めて初心者向きにエッセンスを紹介し、自分のために実感のあるかたちで使っていくことを目的としています。

 

希望の方は下記のリンクからどうぞ。

 

innergardentiara.jimdofree.com


 

どうぞご覧になってください。

 

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神戸・六甲高山植物園

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非常に大好きな植物園で、神戸も大好きな町です。

こちらの六甲高山植物園は山にありながら、町から近くしかも夏はちょっと涼しくさわやかなので、何度か夏に訪れることが多いです。

もしかして一番好きな植物園かもしれません。

オルゴールミュージアムの庭といっしょにまわることを強くオススメします。 

 

涼と緑を求めて。あと高山植物や外国の植物もあり、神戸らしい西洋感もあります。

六甲は関西にとっては軽井沢のような外人さんの避暑地でもありました。

なのでなんとなく外国ムードが漂ってるんですよね。

六甲ホテルも泊まったことがありますが、宿泊で来るのもいいと思います。

 

植物園自体は昭和8年牧野富太郎の指導により開設され、歴史も古い植物園です。

 

アクセス

 阪急だと六甲、阪神だと御影、JRだと六甲道駅よりバスにて六甲ケーブル下まで行き

ケーブルカーに乗り山頂へ。そこから山上バスにて高山植物園前まで。

若干、乗り換えが多く面倒ですが、面倒な方は六甲ケーブル下までタクシーで行くなどしてもいいと思います。

 

www.rokkosan.com

 

 

 

夏のオススメはたくさんの百合

9月はツリフネソウの群生が見られます。

日本のミムルス、ミゾホウズキも見られるし、

春にはクリンソウ水芭蕉も見られます。

6月にササユリ、エーデルワイス、コマクサ、ブルーポピーが見られるので

6月もいいと思います。

 

8月のはじめに行くとヤマユリ、ウバユリ、カノコユリなどあり、閉園近くになるとユウスゲの花が咲き始めます。ユリ天国です♪

ヤマユリ

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ウバユリ

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カノコユリ

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レンゲショウマ

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ニッコウキスゲ

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ユウスゲ

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9月はあちこちでツリフネソウが咲いてます。

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ハガクレツリフネソウ

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サラシナショウマもあります。

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ランチはこちらの喫茶室でもいいのですが、歩いて六甲テラスまで行ってちょいおしゃれなランチを食べるのがオススメ。

 

六甲森の音ミュージアム (六甲オルゴールミュージアム)

 

www.rokkosan.com

植物園の駐車場から歩く小道(ツリフネソウの道になってます) を

歩いて六甲オルゴールミュージアムへ行くのもオススメです。両方行けるチケットみたいなのがあるかなと思いますが、実はこのオルゴールミュージアムの中庭のガーデンもすごいオススメです。

こちらのオルゴールミュージアムのレストランでご飯を食べるとあまり歩かずにすみます。六甲テラスまで歩くのが面倒な方にはぜひ。

こちらのレストランはオルゴールミュージアムへの入場チケットがないと入れないため比較的混みあいません。

オルゴールにはとくに興味ないという方もこちらのお庭を見ずに帰るのはもったいないです。必ずセットでまわりたい場所です。

最近、庭に力を入れているみたいですね。

サイトのほうを見ると。

 

植物園とオルゴールミュージアムをつなぐ道。最初にオルゴールミュージアム前でバスで降りてから植物園に行くのでもいいです。この道はぜひ通ってね。

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 池を中心としたお庭で外国っぽさが出ています。

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チケットもって何度か出入りしてこちらでランチ食べたり、また午後にお茶しにきたりしました。クラッシックなカフェなので外国ムードです。

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ぐるりまわって、アジサイやユリなどバランスよく配置しています。

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コロナ以前でも夏は人が少ない場所なのでかなりオススメ。

存続のためにぜひ足を運んでほしいです。

高知県立牧野植物園

四国にはあまり植物園はないのだけど、高知県は植物学者の牧野富太郎の生まれた場所であるので牧野植物園は植物が好きな人にとっては一度は行ってみたい場所ではないかと思います。

 

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牧野植物園は何度か改修され、だんだん規模が大きくなり、

数年前の大がかりな工事の後に様々な場所であらたにできています。

しかしこのコロナ渦の中、全国的に植物園やガーデンは入場者が減っているかと思うのでいろいろ苦しいところでしょう。

とくに牧野植物園は高知県では観光名所のひとつになっていますから。

 

アクセス

山のほうにあるため、高知駅からもちょっと遠いです。

観光ルートのバスを利用します。

時間がない方はタクシー利用。

空港から来る人はレンタカー利用がベストかも。

 

www.makino.or.jp

 

 

見所

牧野富太郎に関した展示物や常設展ははじめて訪れた人は必ず見るところですね。

とくに牧野先生の描かれた植物画は必見です。

季節に応じて様々な展示や催しもされています。

 

植物は海外のものよりも日本の植物がほとんどだと思います。

牧野富太郎ゆかりの植物も多くあります。

 

研究者の方も多くこちらにお勤めされているため、そうした方から話を聞くような機会のある催しはいろんな話が聞けて面白いです。無料だったりするし。

 

山なので見晴らしはとてもいいです。

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こちら比較的新しいエリア。すごく素敵なお花畑になってました。

こんこん山広場ってとこ。

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貴重な薬草のエリア。比較的人は少な目・・。

ムラサキの花。

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ベチバーもありました。

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日本庭園っぽいエリア

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桜の時期に行ったときの写真。センダイヤ。

高知県は桜の開花が全国でもかなり早いのでたぶん3月中旬くらい。

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6月に行くことがあればぜひカカヤンバラを見てほしいです。

たくさん見る事ができます。

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これはイジュっていう花かな。

以前こちらでのスケッチの教室に参加したことがあり、この花を描きました。

月に一回草花を描くという教室があり、植物園の方が講師で無料なんですよ。

園内を歩いてその時期の植物を何かとりあげ、その植物の解説とともに植物園の植物なのにバシバシ枝を切って配ってくださいます。

それを持って教室に戻り、ひたすらスケッチするという会。贅沢です。

近くだったら毎回参加するのに。

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夏になったら夜に開花する植物をみるための夜の植物園という日もあります。

野外コンサートができるような場所もあって、昔大貫妙子さんのコンサートがあったのでめちゃくちゃ行きたかったです。知ったとき終わってたので・・。

 

展示やイベントがあるときに行くことが多かったので、どうしても時間がなくて植物エリアの観察あまりできないことも多いです。

時間に余裕があるスケジューリングでまわるといいです。

 

ショップもいろいろ面白いものがあってみたいですしね。

ここに行くと必ず買うのが百合羊羹。

牧野先生が好きだったのかな、羊羹は。百合根が入っているみたい。

 

レストランも頑張ってますね。席数が多くはないので、今は大丈夫かもしれませんが

かなり観光客が多い時期は混みあってることが多かったです。

時間をずらしながら空いてるときに入りましょう。

 

園内ではベンチもたくさんあるし、広場もあるので気候がよいときは

お弁当で外でも食べられると思います。

 

フラワーエッセンスを学ぶ方にオススメの本(Bach、FES)

フラワーエッセンス辞典: 初心者からプラクティショナーまで、フラワーエッセンスを学んで使いこなすための1冊

 

フラワーエッセンスについて学んでいる方にオススメの本を紹介します。

画像クリックでアマゾンのページにいけます。

 

絶版になっている「フラワーエッセンスレパートリー」を図書館で確認しなくても(^^;)手元に置いて随時参考にできる本です。

kindle本なのでアップデートもされるようです。

 

「フラワーエッセンスレパートリー」の訳者でもある私の師匠、王由衣さんによるフラワーエッセンスの本がようやく出版されました♪

 

FESのエッセンスを使う人も少なくないのですが、参考にできる本がなさすぎてキーワードで選びがちになっていた方もいるかもしれません。

 

一応BachとFESのエッセンスもカバーしつつ、同じ植物でもアラスカンやグリーンホープファームなど別のメーカーでの定義についても紹介されています。

 

ひとつの植物の歴史や植物の特徴、古典からの記述もあわせて、深く知ることもできます。

電子書籍なので当然検索したりなど、すぐに必要な情報をひくこともできます。

 

私が学んできたスクールでは何度も聞いた

フラワーエッセンスの歴史、アルケミーとしてのフラワーエッセンス、フラワーエッセンスとエネルギーの章もあり、

最後には私もプリントアウトして保存し、何度も読んだ「フラワーエッセンスとヒーリングの方法論」まで含まれています。

 

フラワーエッセンスの学びをここまでやっているスクールは他にはないと思います。

どうしてもフラワーエッセンスを学んでいる人の中には知識でいっぱいにして、知識のみから人に提供したり、教えたりする方も多い傾向にはあります。

そうではなく、どれだけ自己との取り組みが必要であり、うわべだけで花を選ぶところからもう少し深く花と関わっていくことと自己の癒しや成長につなげていくのかという部分のほうがどんな学びよりも大きいと思っています。

 

そう考えると学びはいつまでたっても終わらなくて、私はいまだに学んでいます(^^;)

約20年ちょいくらい。

 

たぶん自分自身の在り方が変わると花との関わりも変わってきて、その花への理解も深まり、扱い方もぐんと変わってくるのだと思います。

それは頭だけでの知識では決してたどりつけないものです。

 

難しい本が昔はまったくわからなかったのが、自分がいろいろな経験の中で変わったときに読むと以前よりだいぶ理解できるようになった・・みたいな感じでしょうね。

私はいまだ理解できない本は多いですけど(^^;)

 

たった一行しか書かれていない言葉でもその言葉の意味は自分の在り方次第で受け取り方が変わる・・本当の知恵はそういうものではないかとも思います。

 

フラワーエッセンスの花の定義はそれを読み解く人間によって違ってくるものなので、もしかしたらFESの作り手の二人と同じようなことを書いていない部分もあるかなと思いますが、それはどちらが間違いでどちらが正しいということもなく、どちらもありだし、それ以上の定義もありだと私は思います。

 

そのくらい自然界にあるアーキタイプの懐は深く、私たちはそれを完全に読み解くことはできないともいえます。

 

しかし、様々な解釈を広げつつ、本質をみていく力に触れる一冊だと思います。

 

【受講者の感想】フラワーエッセンスと植物の学びを深める植物観察・春編

春の初めからおこなったオンラインでの春の植物観察講座、無事観察のシェアを終えて終了しました。

いくつか感想を紹介したいと思います。

月曜コースと土曜コースの2クラスでおこなっていたので参加者のグループは違いましたが、それぞれに素敵な発表だったと思います。

 

この講座は植物についてゲーテ・シュタイナー的植物観察をもとにしながら、自分と植物との関係を深め、表現することと、他の方の植物との関わりを知ることで自分以外の視点を発見することや違いを楽しむことなど様々な目的をもっておこなっています。

でも一番は植物との関わりを楽しんでもらうことかな。

 

以下感想です。※写真は私の写真になります。

 

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とても楽しかったです。
植物の奥の奥義のようなエーテルについてやアストラルについて、
観察の細かい視点について、そして色のアーキタイプについて、
ちゃんと理解はまだできていませんが、聞いてるだけでワクワクして、
ものすごく楽しかったです。
アーユルベーダもでてきて、すごくうれしくなって(若いころアーユルベーダが好きで留学したかったが、アーユルベーダを宗教と勘違いされて反対された)、
こりゃ一生植物の勉強で楽しく生きていけるな、と思いました。堤さんの知識や実践、経験の奥深さをとても感じました。
 
ノイバラの観察は、庭の花でなく、15分ほど歩いた裏山の斜面まで行くので、
平日なかなか観察できませんでした。しかしノイバラは会うたびに私に、働きかけてくるというか、好きで選んだノイバラなのに、観察がつらいと感じていました。私にはよくあることで、以前はオトギリソウ、その前はアグリモニー。辛い時こそ、辛さを避けないで続けるとご褒美があるということを経験的に知っていたので、黙々とノイバラを観察していました。
花が開く経過を追うことができたのがとてもうれしかったです。
そして花が咲き終わる頃、ノイバラのご褒美を頂きました。
「今までの人生、沢山損もしたし、裏切られもしたけれど、私は全力で親を愛した。沢山傷ついたし辛かったけど、それもすべて私らしい」と思ってしまいました。 ぎょえー!と自分で思ったのに驚いてしまいました。
ノイバラと共にいた時間がもたらしてくれた、今まで自分にはなかった新しい視点でした。
このような機会を与えてくださって、本当にありがとうございました。
 
 
 
 
この観察を通して、じっくり時間をかけて絵を描き、この紙芝居を作る時間にとても充足感を味わう事が出来ました。集中して無になる、こういう時間を持てた事が、どんなに好きな色であっても、単色で面を塗るだけよりも、色んな色を塗り重ねたり違う色を混ぜて使う方が、色に深みが出て魅力が増すということです。
きっと人間もそうで、私は一人でいることが好きなのですが、一人で過ごす時間も大切にしつつ、人と関わって過ごす時間を持つことによって、違うものを受け入れて、
それが
また自分を受け入れる事に繋がっていく、それにより世界が広がり人として深みが増して成長出来ることに通じているなと思いました。
そして何より花と共に過ごせた時間がとても楽しかったです。これからはうちの庭で毎年咲いてくれる事になるオオアマナに、心から感謝と畏敬の念を持ちながら、益々関係を深めていきたいと思います。
 
このような機会を設けて下さった堤先生と、一緒に観察をシェアして時間を共有させて頂きました皆様とのご縁に感謝致します。
ありがとうございました。
 

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★ 

 

今回の講座、とても楽しく、充実した時間となりました。

このような講座を受けるのは初めてで、
毎週土曜、楽しみにしていました。
毎回新しいことが学べて、とても新鮮。
初めて聞く言葉も沢山あり、今はそれを自分の中に取り込めています。

植物は新しい目で見られる様になり、
「この植物はエーテル性が強い」と言いながら、そんな風に植物を見られるのが嬉しくて、
にんまりしております。笑

植物観察は、自分とも落ち着いて向き合うことなのかなとも思います。
植物をじっくり観察しながら、自分の内面に気づくこともありました。
素晴らしい時間ですね。
貴重な機会、どうもありがとうございました。

 
 
 
3か月間ありがとうございました。
憧れていた先生にお会いできて、嬉しかったです。
植物観察講座の感想です。(遅くなりました。)
・チューリップと菜の花の観察はとても印象深かったです。
同じ植物を皆さんで観察する楽しさがありました。
五感を使って観察する練習ができました。
チューリップの葉に触れた時の冷たさ。水の働きを感じました。
ゲーテ・シュタイナー的観察について講義 
とても面白く、わかりやすかったです。このテーマの講義を受けてみたかったのです。
・作業
紹介していただいたパステルを使わなかったので、うまく発色しませんでした。
達成感がありました。
・フラワーエッセンス
イメージを手探りしていくプロセスが面白かったです。
・春の花の観察
私が選んだカラスノエンドウへの思い入れが強くなりました。この植物が、一斉に枯れた時には衝撃を受けましたが、植物の成長のリズムに意識が向かうようになりました。それぞれの植物の個性や、発信しているメッセージのようなものを受け取ることができたら、有意義だろうと思います。
さらに、「私」と「その植物」に繋がりに意識を向けられたら、この世界に入れるかも、と思いました。この世界というのは、フラワーエッセンスの世界というか。
わたしは、なぜ、火の要素が強い、カラスノエンドウを選んだのだろうか? しっかりした茎やパーツを持ちながら、上へ上へ、どんどん積み上げていくから、自分の重さを支えられない、根っこが浅い、ところが似ているかも、と思いました。

 

★ 

 

ゲーテ・シュタイナー的な植物観察を中心に、
経験豊富な堤さんから学べるのが魅力で申し込みました。
自分一人では長期の観察はくじけてしまいそうですが、
みんなと一緒だったので、なんとか最後までたどり着けて、
達成感を味わうことができました。                                   
講座と言っても、アウトプットが多め(実習が中心)だったので、
感覚を通して言葉を理解することができ、学びが楽しかったです。                     
植物観察は何回かしましたが、
その都度、選んだ植物は「心の友」「推し」になっています。
皆さんも「推し」愛たっぷり!
大切な宝箱を見せて頂いた気持ちで、ありがたかったです。                        
3月からの長い間、
場を設けてくださることは大変だったのではないでしょうか。
堤さん、本当にありがとうございました。

 

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イギリス・キューガーデン

好きな植物園シリーズ。語るほど見てないけど、昔から一番あこがれていたキューガーデンに行ったことは書き留めておきたい。

 

キューガーデンは2016年の6月に行きました。

植物好きにはあこがれの植物園ですよね。

 

どうしても時間があまりないため、私はスイートチェスナットが見れたらいいくらいでしたが、全部堪能しようと思ったら1日では難しいくらいただっ広い植物園です。

東京ドームの約28倍らしいですよ(^^;)

行かれる場合はまる一日をあてて計画したほうがよいかと思います。

 

キューガーデンのサイト。オンラインショップって日本からも買えるのかな。。

 

www.kew.org

 

キューガーデンの場所

 

ロンドンから電車で行けます。キューガーデンという駅で降ります。

ちょっと郊外で、お金持ち住宅街のあたりのようです。

最寄り駅からはわりとすぐです。

入口。

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入場料が高いので割引にする方法もあるようですが、私はイギリス在住の友達に割引券をもらったので割引料金で入ったと思います。

 

とにかくエリアがたくさんありすぎるのでほんのちょっとしか見れていません。

私が目当てだったBachのフラワーエッセンスに出てくる樹木だけ少し紹介します。

すでにこのブログで何回か紹介しているので以下の記事も参考にしてください。

 

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樹木のエリア 

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イギリスの樹木を見るには非常にいいので、フラワーエッセンスを学んでいる方は

バッチのセカンド19の樹木をほぼ見られると思っていいと思います。

 

過去記事です。

plantessence.hatenablog.jp

plantessence.hatenablog.jp

plantessence.hatenablog.jp

 

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人が乗っかってて気持ちよさそうですが、巨木がたくさんあります。

一本の木のそれぞれのスペースが十分にあるので気持ちいいし。

 

スイートチェスナットの木もたくさんあって、私はこの子に会うことがメインで行きました。

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樹木の上のほうをみるために歩ける回廊みたいなのがあるんだけど、そこも行ってみたかったなあ。。すごいアイデアだと思う。樹木の花って上のほうにあるとよく観察できないけど、それを見るためにエスカレーターみたいなので上に上がって樹木の上部をみれるしくみになってたと思います。

 

有名な温室と温室前のローズガーデン

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 ただっ広いのでメインになっているこの温室は目印になるから、私と友人はこの温室に待ち合わせでそれぞれ好きなところに行きました。

 

現代バラというより、イングリッシュローズオールドローズが多くて好きなバラがたくさんありました。

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注意事項

 

ペラペラの地図があるんですが、海外の植物園に普段ほとんど行かないから油断してましたけど、トイレは早めに確認して行っておくのがオススメです。

トイレを探したら全然なくて、あまりに広いから探せず、園内に案内板もほぼなく、手にしたマップのみが頼り・・なんとか見つかったけどほんと大変でした・・・(^^;)

園内の案内板的なものはないというのが日本とは違う点でしょうかね。

だから何度か方向がわからなくて迷ったりしました。

マップにあるトイレマークまでの距離感はどのくらい・・・??がさっぱりわからず死ぬかと思いました(-_-;)

キューガーデンの広さは半端ない・・ということは一応頭においておくといいです。恐ろしいほど歩かされますから。。

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その他のエリア

こちらは入れなかったけどマリアン・ノースの絵が展示しているところ。

世界中を旅しながら、その土地の植物の絵を描き続けた女性ですが、このとき見る暇がなかったですが、すでに高松であったキューガーデンの展示でいくつの絵は見ました。

 

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英国らしいハーブガーデンエリア

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キューバレス。王室の建物ですが、中も入れるみたいです。私はその暇はなく、すでに閉まってたかもしれません。ネットで中の写真を見たら入ってみたかった・・と思いました。

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その裏にあるガーデン

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ちょっとお天気悪くて雨降って寒かったからじっくり見切れなかったのが残念。すごくたくさんのハーブが植わってるって感じです。

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帰るときに途中たくさんいた鳥たち。

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キューガーデンのショップが閉園時間なので見れなかったのがかなり心残りでしたが、地下鉄の駅前のこのオーガニックショップの品ぞろえがすごすぎて、ちょっと興奮しました。さすがに富裕層たちの住宅地。

オーガニック野菜や植物の苗、お惣菜、コスメから食材なんでもある感じ。ナッツでもいろんな量や種類のヴァリエーションがあってすごかった。

 

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今度行くのはいつのことだろう・・。
もしまた行くならブルーベルの花の時期に行ってみたいです。



ところで私がキューガーデンに行くよりも少し前に香川県でキューガーデンの展示があり行きました。実は香川県の小豆島出身の植物学者さんがいて、明治時代日本で2番目にキューガーデンに留学していた数少ない日本人だったのです。

そのような縁があるのも面白いことです。